商品コード:1299-002[DECCA] W.トヴォレク, C.センデローヴィツ(vn) E.ヴァウニング(pf) J.ヒュー=クヌセン(vc) / クヌーズオーウ・リスエーヤ:Vn・VcとPf のためのソナタ, 2つのVnのためのソナタ
商品コード: 1299-002
商品詳細:ヴァイオリン奏者、ヴァンディ・トヴォレク (1913-1990)をご存じの方は多くないだろう。ポーランド人を両親にコペンハーゲンで生まれたポーランド系デンマーク人。デンマークのヴァイオリンの魔術師と呼ばれた。エッバ・ニッセンとエアリング・ブロクにヴァイオリンを学んだ。主にジャズや映画音楽などの演奏で収入を得ながら1944年、ブラームスの協奏曲を弾いて録音デビュー。デンマークで最も人気を集めたヴァイオリニストと言われる。デンマーク放送の木曜日コンサートでソリストを務め、1940年代と1950年代にかけてクラシカルとポピュラー音楽のレパートリーをレコードに録音、1950年代にはイギリスやアメリカなどへのツアーも行った。俳優として映画にも多数出演している。DECCAに数枚の録音があり、録音エンジニア、クラウス・ビューリトが担当した。これはクヌーズオーウ・リスエーヤの2つのヴァイオリンのためのソナタOp.55bとヴァイオリン、チェロとピアノのためのソナタ Op.55aで何方も1952年頃の録音。クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897–1974)はデンマークの作曲家。トヴォレクが居なければ録音されることなく埋もれてしまった作品だろう。SPにも相当の録音を残したトヴォレクだからこそ、世界に紹介した作品である。2つのVnのためのソナタは相当に技巧的な要素を持つが聴きやすい。少なくともバルトークより優しいだろう。ヴァイオリン好きの方なら十分に楽しめる作品。Vn・VcとPf のためのソナタはコミカルな要素を持つ曲でVnソナタにチェロが加わった曲。非常に珍しいだけでなく面白いVnのレコード。古いだけに演奏者はSP期のような芸格と風情を持つ。大推薦!
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