商品コード:1302-053b[COLUMBIA] E.シュヴァルツコップ(s) E.フィッシャー(pf) / シューベルト:歌曲集 全12曲
商品コード: 1302-053b
商品詳細:シュヴァルツコップのよく知られた名盤として有名。何故か1970年代に入ってステレオが出され、驚いた。ほとんどがGGプレスだが、稀に溝付フラット盤がある。但し、状態の良いフラット盤は見ない。彼女の声は若々しく、An die Musikから始まるシューベルトの名曲集は、本当に代表的名曲ばかり12曲選んでいて、彼女のハスキーヴォイスや独特の息継ぎさえ快く感じられる程に彼女の魅力がつまったLPで、E.フィッシャーの好サポートも欠かせない。古さより状態の良い盤をお探しならグルーヴガード盤がお薦め!初出は旧デザインのペラジャケット入りだが、その後で出たカッサンドル工房デザインの棒付きジャケット入りにも内溝フラット盤が存在するので、お好みでジャケットを選べる。エリーザベト・シュヴァルツコップ(1915-2006)はドイツ帝国・プロイセン王国ポーゼン州(現ポーランド、ヴィエルコポルスカ県)のヤロチンの生まれ。1934年、ベルリン高等音楽学校 (Berliner Hochschule für Musik)・現ベルリン芸術大学に入学し声楽を学んだ。シュヴァルツコップは、時には非難されたこともあるが、自然な音色というものは重視しなかった。彼女が重視したのは、それぞれの曲に合った精緻な音色と想像力であった。彼女はイタリア・オペラのように音色を変化させることはしなかった。最盛期には絶対的に正確な「イントネーション」を持ち併せていた。彼女は晩年までそれを保持し続けた。1946年3月、ヘルベルト・フォン・カラヤンは「音源探し」でウィーンに居た当時の英国EMI(„His Master's Voice“, HMV)のプロデューサーでフィルハーモニア管弦楽団の創設者でもあるウォルター・レッグを若きシュヴァルツコップに紹介した。シュヴァルツコップはレッグの要求以上の才能を見せ、2人はその夜EMIへの専属録音契約を交わした。それ以来レッグは彼女のマネージャーと音楽上のパートナーを務め、仕事上の協力関係は個人的な関係にも発展し、1953年10月19日にイギリスのサリー州のエプソムで2人は結婚した。個性の強い声質だけに好き嫌いがはっきり分かれる歌手である。この1952年録音当時彼女は37歳であり、絶頂期といってよい時期である。1970年代に入るといよいよ声にも陰りが出るが、この録音はシュヴァルツコップの良い面が効果を出した名録音といえる。
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