商品詳細：シュッツは1618年に勃発した三十年戦争をはじめ、宗教が旧・新派の対立を巻き込み、文化や価値観が根底から覆るほどに影響力を及ぼし合うような激動の時代を生きた。その中で、彼はドレスデンを拠点としながら作曲を続け、宗教音楽の発展に非常に大きく貢献し、後のバッハへと繋がるバロック音楽の礎を築くこととなった。カンツィオネス・サクラは、全41曲、4声のラテン語モテットからなるア・カペラの聖歌集。ドレスデン聖十字架教会にて録音。教会直属の合唱団は、800年近い歴史を持つ世界最古クラスの少年合唱団の一つ。その美しい響きと調和が作り出す神聖な空間は、数百年の伝統と高度な技術が生み出した、まさに歌声の芸術品といえよう。この深い瞑想へと誘われる静寂の感覚は、一度聴いたら忘れることが出来ない。東独ETERNAからシュトリューベンによる録音でも発売(8 20 446 - 448)。(KT)

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