[DECCA] W.バックハウス(pf) K.ベーム指揮ウィーンpo. / ブラームス:Pf協奏曲1番Op.15

[ 1308-039nb ] Brahms : Backhaus, Vienna Philharmonic, Karl Böhm – Concerto No.1 In D Minor For Piano And Orchestra, Op. 15

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商品コード: 1308-039nb

作品名:ブラームス:Pf協奏曲1番Op.15/--1.Maestoso-- | --2.Adagio--3.Rondo
演奏者:W.バックハウス(pf)K.ベーム指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5364
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での再版/RIAAカーヴの最初】---銀外溝, 12時にMade in England(ラウンド銀文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:記載なし, 表記されたレコード番号:LXT 5364, Tax Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す)・新番号の最古, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL 1852-2DR/ARL 1853-2DR (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARLを含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):UU/UU, 再補助マトリクス(9時):21/21, カッティング担当:イニシャルDは)Jack Law(ジャック・ロウ)/RはRIAAカーヴに切り直したことを示す, 1950年代のスタンパーを使った1957年頃製造分, 旧番号に金ツヤ内溝レーベル存在する(1953年分), 旧番号に金ツヤ外溝レーベル存在する(1955年頃分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(新番号では最古と思われる), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(旧番号はそうではない), カッティング担当の前任者:イニシャルAのGuy Fletcher, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, 再版/RIAAカーヴの最初, re issue
ジャケット:【英国での再版/RIAAカーヴの最初】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 2時に黒ベース〇6角□ DECCA Records, 表記されたジャケット番号:LXT 5364, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面にある, ジャケ裏年号:J.U. 57/11, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された当番号の年号:53/11(当ジャケットではないがRIAAカーヴの初出分と殆ど同等), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:J.U. ---James Upton Ltd. Birmingham & London, 旧番号に折返紙ペラジャケット存在する(裏J.U. 53/11), RIAAカーヴの最初である新番号にこれより古いジャケット存在せず, 再版/RIAAカーヴの最初, re issue
トピックス:1953年6月ウィーン・Grosser Saal of the Musikverein・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1953年he Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2866(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラ・裏J.U. 53/11のジャケット入り)にて初リリース→1955年頃同一番号・金ツヤ外溝レーベル・フラット盤・両面コート・ホタテ貝裏J.U. 55/4のジャケット入り→1957年LXT 5364でRIAAカーヴに切り直され当装丁にて再リリース(当盤), これは英国での1957年製造の新番号の最初の盤が1957年11月製造の新番号の最初のジャケットに入るケースでRIAAカーヴの最初の販売分になる, RIAAカーヴなので聴きやすく・しかも迫力満点!, モノラル・オーディオファイルプレス! 1番にはステレオ再録音はない

商品詳細:バックハウス/ベーム/ウィーンpo.という黄金のトリオはベートーヴェンの3番の他、ブラームスの2曲も録音している。1番は1953年6月ウィーン。因みに2番はかなり離れて1967年の録音となり、2番のモノラル旧録音はベーム/ウィーンpo.ではなくシューリヒト/ウィーンpo.であった。1番はモノラル録音1回限りである。多くの人がバックハウスといえばベートーヴェンを連想されるようである。ヴィルヘルム・バックハウス(1884 - 1969)はドイツ・ライプツィヒ出身のピアニスト。1909年、協奏曲を世界で初めて録音するソリストに抜擢され、7月15日、ランドン・ロナルド指揮、新交響楽団(現ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団)との共演で、エドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲の一部を録音した。LP期では1950年頃からDECCAの専属としてベートーヴェン、ブラームスなどを録音。ベートーヴェンでは2回のソナタ全集録音がよく知られる。ベートーヴェンの協奏曲に関しては計画的に行われた録音ではかなったようである。何より1番の録音がない。ブラームスに関しては2曲しかないことから、1番は1953年ベーム/ウィーンpo.。2番が先でシューリヒト/ウィーンpo.との1952年5月の録音である。こちらもやはり計画的な録音ではないようである。2曲だけなのに指揮者が異なり、ベームとシューリヒトと、かなり資質の異なる指揮者である。もっともこの曲は指揮者以上に性格の異なる曲である。1番にはベームがより好ましいということだろうか?「ピアノ助奏つきの交響曲」と呼ばれる1番がよりオケに比重が高い曲といえる。それがベームとした理由ではないだろう。単純にDECCAでのスケジュール的なものだった可能性が高い。曲の性質が異なるがゆえに同じ指揮者でなくとも、問題はなかったともいえるのである。バックハウスらしさといえば、強烈な個性は薄く、質実剛健、謹厳実直と言われることが多いが、実はかなりリリカルである。主情的ではないが、かといって理知的でもないオールラウンドタイプではないだろうか?良い意味でそっけないくらいシンプルなピアニストといえる。従ってスタンスはベートーヴェンと何ら変わらないが、聴衆側が勝手にベートーヴェン弾きとしているに過ぎない。確かにベートーヴェンよりもインパクトは小さいが、これこそバックハウスらしい演奏なのである。何故か1番はこの録音の1回限りでステレオによる再録音はしなかった。1957年、当録音が時代の要請に応じてRIAAカーヴでマスタリングし直され、新番号を与えられて新マスターによりカッティングされたLPがLXT 5364である。本来イコライザー・カーヴを調整してから聴くべきモノであるが、大半の器材ではイコライザー・カーヴの調整は出来ない。その場合RIAAカーヴで切られた盤の方がバランス良く聴きやすいのは当然である。オリジナルではないがRIAAカーヴのオリジナルといってよいと思われる。DECCAの場合、勿論1957年頃以降の録音では大半がオリジナルの状態でRIAAカーヴになっている。それ以前の録音の場合に発生する考え方である。

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