[DECCA] W.バックハウス(pf) K.ベーム指揮ウィーンpo. / ブラームス:Pf協奏曲1番Op.15

[ 1308-035b ] Brahms : Backhaus, Vienna Philharmonic, Karl Böhm – Concerto No.1 In D Minor For Piano And Orchestra, Op. 15

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商品コード: 1308-035b

作品名:ブラームス:Pf協奏曲1番Op.15/--1.Maestoso-- | --2.Adagio--3.Rondo
演奏者:W.バックハウス(pf)K.ベーム指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2866
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---金ツヤ外溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:記載なし, 表記されたレコード番号:LXT 2866, Tax Code:N(1953年4月~1955年10月を示す)・最古, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL 1852-3A/CA ARL 1853-2A N(ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARLを含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):B/B, 再補助マトリクス(9時):1/1, カッティング担当:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代のスタンパーを使った1955年頃製造分, 金ツヤ内溝レーベル存在する(1953年分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2866, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:J.U. 55/4, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:J.U. 53/11(当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:J.U. ---James Upton Ltd. Birmingham & London, 折返紙ペラジャケット存在する(裏J.U. 53/11), これより古いジャケット存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1953年6月ウィーン・Grosser Saal of the Musikverein・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1953年he Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2866(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラ・裏J.U. 53/11のジャケット入り)にて初リリース→1955年頃同一番号・金ツヤ外溝レーベル・フラット盤・リョウメンコート・ホタテ貝裏J.U. 55/4のジャケット入り(当盤)→1957年LXT 5364でRIAAカーヴに切り直される, これは英国での初年度リリースから2年あとの1955年製造の金ツヤ外溝レーベルの第2版盤が1955年4月製造のホタテ貝第2版ジャケットに入るケースで第2版盤, このあたりが再生には良い時代といえる, 2番はベーム指揮ウィーンpo.と1967年にステレオの再録音(旧モノラル録音はシューリヒト指揮ウィーンpo.)があるが1番にはステレオ再録音はない

商品詳細:バックハウス/ベーム/ウィーンpo.という黄金のトリオはベートーヴェンの3番の他、ブラームスの2曲も録音している。1番は1953年6月ウィーン。因みに2番はかなり離れて1967年の録音となり、2番のモノラル旧録音はベーム/ウィーンpo.ではなくシューリヒト/ウィーンpo.であった。1番はモノラル録音1回限りである。多くの人がバックハウスといえばベートーヴェンを連想されるようである。ヴィルヘルム・バックハウス(1884 - 1969)はドイツ・ライプツィヒ出身のピアニスト。1909年、協奏曲を世界で初めて録音するソリストに抜擢され、7月15日、ランドン・ロナルド指揮、新交響楽団(現ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団)との共演で、エドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲の一部を録音した。LP期では1950年頃からDECCAの専属としてベートーヴェン、ブラームスなどを録音。ベートーヴェンでは2回のソナタ全集録音がよく知られる。ベートーヴェンの協奏曲に関しては計画的に行われた録音ではかなったようである。何より1番の録音がない。ブラームスに関しては2曲しかないことから、1番は1953年ベーム/ウィーンpo.。2番が先でシューリヒト/ウィーンpo.との1952年5月の録音である。こちらもやはり計画的な録音ではないようである。2曲だけなのに指揮者が異なり、ベームとシューリヒトと、かなり資質の異なる指揮者である。もっともこの曲は指揮者以上に性格の異なる曲である。1番にはベームがより好ましいということだろうか?「ピアノ助奏つきの交響曲」と呼ばれる1番がよりオケに比重が高い曲といえる。それがベームとした理由ではないだろう。単純にDECCAでのスケジュール的なモノだった可能性が高い。曲の性質が異なるがゆえに同じ指揮者でなくとも、問題はなかったともいえるのである。バックハウスらしさといえば、強烈な個性は薄く、質実剛健、謹厳実直と言われることが多いが、実はかなりリリカルである。主情的ではないが、かといって理知的でもないオールラウンドタイプではないだろうか?良い意味でそっけないくらいシンプルなピアニストといえる。従ってスタンスはベートーヴェンと何ら変わらないが、聴衆側が勝手にベートーヴェン弾きとしているに過ぎない。確かにベートーヴェンよりもインパクトは小さいが、これこそバックハウスらしい演奏なのである。何故か1番はこの録音の1回限りでステレオによる再録音はしなかった。

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