商品コード:1312-033[La Voix De Son Maître] G.シフラ(pf) / レシタル-1

[ 1312-033 ] Cziffra Plays Miniatures


通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1312-033

作品名:RECITAL-1/リュリ:ロンドー形式によるガヴォット, クープラン:ティクートクーショック(オリーヴしぼり機), スカルラッティ:ソナタ ハ長調Kk159, 同:ソナタ イ長調Kk113, クレブス:ブーレー変ホ長調, C.P.E.バッハ:アンダンティーノ ロ短調 | モーツァルト:Pfソナタ8番K.310, フンメル:ロンド 変ホ長調Op.11, ベートーヴェン:エリーゼのために
演奏者:G.シフラ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 479
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に無音スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀大ニッパー内溝, 9時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:FALP 479, Price Code:Ⓐ, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2XLA 342 23/2XLA 343 22 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループのフランス録音モノラル製造を示す2XLA ***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートM6スタンパーM6 191848/M6 193085(最古), 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレート本体とストレートMスタンパー2種併存のPathéプレス, 1950年代製造のスタンパーによる1957年頃製造分, Disques Incassable付フラット盤は存在せず, 旧番号存在せず, これより古いレーベルは存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ・フランス音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou, フランスでのオリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットのコピー付, 表記されたジャケット番号:FALP 479, Price Code:Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓付き(初期分), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), カッサンドル工房のデザイン, 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris., 棒付ボード以前の折返ペラジャケットは存在せず, 裏文字なし・リブレット付きが初出, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original
トピックス:1956年12月/1957年1月のパリ・サル・ワグラムでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1957年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisにてコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:FALP 479(当装丁)にて初リリース, 英国では1959年6月HMV:ALP 1691(赤/金レーベル)で初リリース, これは小品集Vol.1のレシタル「RECITAL」でモノラルのみ存在でフランスでの初年度リリース分オリジナル, Vol.2は1958/1961年録音の「Pages Immortelles」モノラル/ステレオ存在, フランスジャケはAtelier cassandreがデザインを担当・英国のつまらない写真ジャケとは大きな差を見せる, これがシフラ初の小品集でモーツァルト:PfソナタK.310が丸々収録, 案外良い, シフラの最初の1枚としては最もお薦め!市場の大半が白SCニッパーGGの1960年代前期プレスである, 希少なオリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:シフラはVSM時代に2枚の小品集がある。このVol.1は1957年初出のモノラル録音。特に日本でのシフラはリスト弾きとして紹介された。確かにリストを得手とし、その優れた技巧を操り難曲を容易く弾いてみせるイメージが強い。そのような印象の強い方にこそ、万能ピアニスト・シフラの小品集を聴いて欲しい。ハンガリーが生んだ天才型ピアニストであり、即興演奏の名手が弾く小品の味わい深さ。意外なほど丁寧に魂を込めており、一曲一曲が最高級と約束する。1956年11月、それまでウィーンのダンス・ホールでピアノ弾きをして、その日その日を凌いでいたシフラは、PathéのプロデューサーのN.ガムソンの目に留まった。所在不明だった為、大捜索の末、ウィーンで発見された。N.ガムソンに連れられてパリに到着、矢継ぎ早に録音が行なわれた。パリ到着後すぐの12月6日からはPathé社のスタジオに缶詰めにされ半ば強制的に録音を行った。1957年1月15日、パリでの最初のソロ・リサイタルが開かれ、大きな反響を呼んだ。ショパンやモーツァルトに対する反応は悪かったが得意のリストやパラフレーズでは絶賛を得た。すぐに海外ツアーが企画され、米国、英国を中心に欧州各国を回る。リスト関係の録音はディスク大賞を総なめにした。1958年になると彼の名声はパリ中に轟いていたようだ。そして得意のリスト関係の録音が一息つくと、小品集やベートーヴェンのような隠し玉的作品の録音が始まる。この小品集はシフラがパリに着いた12月のうちに始まった早い時期のモノラル録音。翌1957年1月まで掛かって小品9曲を完成させた。ここでは得意の技巧ではなく音楽性を優先させた演奏となっている。シフラというと超絶技巧ばかりに注目が集まる。それだけではない事を証明するためにN.ガムソンが企画した内容だろう。特にシフラらしい選曲の妙がある。シフラはその日暮らしから突然大きな家と車が与えられ、生活が一変してしまう。それだけパリではもてはやされた、時代の寵児となったのである。その切っ掛けとなったリスト録音がQuoriton/La Voix De Son Maîtreに残っているが、それも是非聴いてみることをお薦めする。リスト弾きのシフラと情緒ある小品の味わいの何方もシフラの顔であり、その多面性こそが偉大な音楽家の証である点を2人とも分かっていたのだろう。超絶技巧に興味がない方でもこの小品集は気に入ってもらえるだろう。

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