商品コード:1312-029p[His Masters Voice] M.ヘス(pf)/ トリビュート・アルバム/シューマン:Pf協奏曲, 交響的練習曲

[ 1312-029p ] Schumann – A Tribute To Dame Myra Hess


通常価格:¥ 6,600 税込

¥ 6,600 税込      

数量

商品コード: 1312-029p

作品名:トリビュート・アルバム/シューマン:Pf協奏曲Op.54 | シューマン:交響的練習曲Op.13
演奏者:M.ヘス(pf)R.シュヴァルツ指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:HQM 1014
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での再版/12"2曲入りオリジナル】---黒/赤切手ニッパー, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手盤, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2XEA 1194-12/2XEA 1193-6 (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):G/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1960年代のスタンパーによる1966年頃の製造分, それぞれ別々の10"の旧番号存在する, 旧番号に金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤存在する, 英国でこれより古いレーベル存在するが12"2曲入りの当番号の最初, 英国で最古レーベル・最厚プレスではないが12"2曲入りの当番号の最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(10"はそうではない), EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国での再版/12"2曲入りオリジナル, original for 12"
ジャケット:【英国での再版/12"2曲入りオリジナル】---三方折返表コートペラ, 10時に地色ベース□ニッパーマーク□EMI地球儀, 表記されたジャケット番号:HQM 1014, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records Ltd.・The Gramophone Co. Ltd・.Hayes・Middlesex・England, 印刷Garrod & Lofthouse Ltd., それぞれ別々の10"の旧番号存在する, 12"2曲入りの当番号ではこれより古いジャケット存在せず, 英国での再版/12"2曲入りオリジナル, original for 12"
トピックス:協奏曲:1952年12月ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1953年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:BLP 1039(10"・金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤・ラウンド折返し・両面コート・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, 交響的練習曲:1953年10月ロンドンでのモノラル録音, 上記同様・同年His Master's Voice:BLP 1061(10"・金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤・ラウンド折返し・両面コート・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, 1965年11月ヘスが亡くなると1966年追悼記念LPとして2曲がカップリングされ同年His Master's Voice:HQM 1014(当装丁)にて初リリース, これは12"2曲入りLPのオリジナル, 協奏曲はヴァルター・ゲール指揮/スタジオ・オーケストラ と1937年10/11月ロンドンでのSP録音あり・2回目の録音となる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1965年11月、ロンドンの自宅で亡くなったM.ヘスの追悼を記念して出された12"。いずれも既発売の10"をまとめたものだが、イコライジングし直したのか、大変音質は良い。ジャケ裏にボールトをはじめ、有名な音楽家達6人の追悼文が載っている。1890年英国に生まれたヘスは、1941年英国からDAMEの称号を受け、英国ピアノ界の重鎮として活躍。バッハのコラールの編曲者となるなど、録音は決して多くなかったが、その功績は大きい。一音一音の存在感の大きさが魅力的。マイラ・ヘス( 1890- 1965)といえばバッハのカンタータからの編曲「主よ、人の望みの喜びよ」で今でも多くの方の記憶に残る名前だろう。ロンドンでユダヤ系の家庭に生まれたヘスは王立音楽アカデミーに学び、トバイアス・マッセイに師事。1907年にベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏してデビュー。その後、イギリスと北米で演奏旅行に取り組む。第二次世界大戦中に全ての演奏会場が閉鎖されると、ロンドンのナショナル・ギャラリーなどでランチタイム・コンサートを企画して、自ら演奏家として出演し、大きな評判を呼んだ。この功績に対して、1941年にデイムの称号を授与された。結婚することなく、生涯独身を貫いたという。教え子には、クライブ・リスゴー、リチャード&ジョン・コンティグリア、スティーヴン・コヴァセヴィッチがいる。しかし1957年に脳梗塞で倒れ引退した為、録音に恵まれたとは言い難い。この2曲は比較的早い時期のLP録音で英国His Master's Voice:BLP 1039/BLP 1061の別々の10"で初リリースされた。この2曲はヘスが亡くなる1965年まで12"化されることなく忘れられた存在だったが、翌1966年ヘスの追悼盤としてのトリビュート・アルバムでカップリング・12"化され発売された。彼女の演奏は単純な上手さを超えて音楽が持つ滋味をストレートに届けてくれる力を持っている。演奏スタイル自体は地味であり、目立つことは決してないのだが、不思議とピアニストが消えて音楽が語り出すのである。そのようなことが出来た演奏家は多くない。ヘスはそういう音楽の伝道者の一人であったことは間違いない。

ヘスの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)