商品コード:1312-019[Ducretet Thomson] H.シェルヘン指揮/ モーツァルト:交響曲40, 41番「ジュピター」

[ 1312-019 ] Mozart : Orchestre Du Théâtre Des Champs-Elysées , Hermann Scherchen – Symphonie K. 550, "Jupiter, " K. 551


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商品コード: 1312-019

作品名:モーツァルト:交響曲41番K.551「ジュピター」 | 交響曲40番K.550
演奏者:H.シェルヘン指揮シャンゼリゼ劇場o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:320C 007
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面4時に断続的に微かに11回出るスレ, 3時に微かに3回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪中溝, La Voix de Monde, 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, 6時にMade in France (ラウンド銀文字), フラット重量, (P)なし, 表記されたレコード番号:320 C 007, Rights Society:DP, Price Code:Série Arttistique, スタンパー/マトリクス:LDG-1235-LM-1/LDG-1236-LM-2 (手書き文字スタンパー・Ducretet Thomson旧タイプ), Ducretet Thomson録音のモノラル製造を示すLDG***で始まりレコード番号を含まない手書き専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, MスタンパーはなくPathéプレスではない, 1950年代スタンパーによる1956年頃製造分, selmerロゴ付レーベルは入荷はなく存在しないと思われる, 中溝レーベルフラット重量盤の最初期分, 深い内溝のPathéプレスは存在しないと思われる, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスが存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作プレス不明, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでの第2版】---表ツヤ厚紙, 6時にDucretet-Thomson Disque Microsillon Longue Durée 33 Tours 1/3 , 表記されたジャケット番号:320 C 007, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller. Paris, 同一デザインの上開表ツヤ厚紙ジャケット存在する, これより古いジャケット存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1955年頃パリ・シャンゼリゼ劇場でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年頃Compagnie Française Thomson-Houstonにてコピーライト登録・同年Ducretet Thomson:320C 007(石像中溝レーベル・フラット盤・上開表ツヤ厚紙タイプジャケット入り)にて初リリース, これは1956年頃製造のオリジナル盤が1956年後期又は1957年頃製造の表ツヤ厚紙の第2版ジャケットに入るケースで第2版となる, オリジナル盤は過去に1度入荷したのみで盤質は6だった, 40/41番はWESTMINSTERに録音はないと思われる, 珍しいヘルマン・シェルヘンのモーツァルト交響曲

商品詳細:フランスでは特に大指揮者として尊敬を集めるヘルマン・シェルヘン。これはWESTMINSTER音源ではなくシャンゼリゼ劇場o.とのパリ録音。仏デュクレテ録音である。1891年独・ベルリン生まれ。'30年代にナチスを逃れ、スイスに移住。ヴィンタートゥールo.を指揮した。バッハ、モーツァルトに強い。その彼が珍しくシャンゼリゼ劇場o.を振った盤。この時代にあって、颯爽と風を切って行くような、音離れがはっきりした表現でテーマを提示し、弱音は綺麗に流す。コントラストを強調した非常に個性的な演奏!ヘルマン・シェルヘン(1891- 1966)はベルリンの酒場の息子として生まれ、ヴィオラを学ぶ。家計が苦しく、1907年からブリュートナー管弦楽団、ベルリン・フィル、クロル・オペラなどでヴィオラ奏者として活動する一方、ナイトクラブなどでも演奏した。シェルヘン自身はアシュケナジム・ユダヤ系ではなかったが、1933年にナチス政権が成立すると、これに反対してスイスに移住、第二次世界大戦が始まるまでは、ドイツを除く欧州諸国のほか、パレスチナや中国にまで足を伸ばした。1936年には、本番直前に指揮をキャンセルしたヴェーベルンの代役として、ベルクのヴァイオリン協奏曲をルイス・クラスナーとともにバルセロナで初演している。しかし、開戦後はほぼスイス国内のみに活動範囲が制約された。戦後レコード会社ウェストミンスター・レコードに参加、1950年以降ウィーンで数多くのレコーディングを行った。現代音楽のための活動も一貫して続け、ノーノやクセナキス、シュトックハウゼンなどの作品を初演したほか、1950年に出版社「Ars Viva」を設立、1954年にはグラヴェザーノに電子音楽スタジオを開設している。1964年に初めてアメリカを訪れ、フィラデルフィア管弦楽団を指揮して大成功を収めた。J.S.バッハ(とりわけ「フーガの技法」)、ベートーヴェン、シェルヘンによる特殊奏法を盛り込んだマーラー、さらにシェーンベルクなどの新ウィーン楽派の作品を特に愛好していた。演奏スタイルは基本的には知的で明晰なものを指向していたが、一方(特に古典作品で)伝統に反旗を翻すような奇抜な解釈による演奏を行うこともあり、さらに実演では表現主義的な激しさを見せることもまた多かった。WESTMINSTERにこの2曲は録音していないと思われる。シェルヘンのモーツァルトは多くないが、楷書体のきっちりしたスタイルで遊びはなく、無駄な音もない。音は伸ばさず、カラヤンと正反対のタイプ。強弱の振幅は大きめで個性的なスタイルといえる。曖昧さを排したドイツ的な要素が多い。一聴ぶっきらぼうに聴こえるが、これこそがシェルヘンの個性であり、長く付き合えるタイプの演奏ともいえる。

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