商品コード:1312-009[CAPITOL] N.ミルシテイン(vn) / バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ全集-1

[ 1312-009 ] Nathan Milstein, Bach ‎– Milstein: Bach Sonaten No. 1 , Partita No. 1



通常価格:¥ 22,000 税込

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商品コード: 1312-009

作品名:バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ全集-1/無伴奏Vnソナタ1番B.1001 | 無伴奏Vnパルティータ1番B.1002
演奏者:N.ミルシテイン(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:CAPITOL
レコード番号:P 30270
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黒虹輪段付, 12時にManufactured by Pathé Marconi in France, 9時に〇♪FSD Full Dimensional Sound, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:P1-8370-D1/P2-8370-D1#2 (ラウンド大文字スタンパー・CAPITOL/Pathéタイプ), CAPITOLモノラル製造を示すP1/P2 ***で始まりレコード番号を含む米国型フランス専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス:ストレートトMスタンパー・M6 183353/M6 183433, 再補助マトリクス:両面にAnvil-type symbol ⌂ (Scranton工場を示す)・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンドCAPITOL本体とストレートMスタンパー2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, フランスで旧番号存在せず, 濃緑金輪内溝レーベル・フラット盤存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスある, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, 米CAPITOL音源の仏CAPITOL制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, Plaisir Musical, 表記されたジャケット番号:P 30270(PCR 8370-1), Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi, 印刷:I.D.N..France, フランスでこれより古いジャケット存在せず, 全集箱も存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:ソナタ1番:1954年3月26 ・31日/パルティータ1番:1956年2月6日ニューヨーク46丁目キャピトル・スタジオAでのモノラル録音, 1956年までに全曲がモノラル録音, 米国では1955年CAPITOL:P 8298(ソナタ1番B.1001+パルティータ2番B.1004)で先行発売(英・仏も同様), 1957年米CAPITOL:PCR 8370(3枚組箱)で全集が発売された(B.1001/1004は箱では再版となる), 米・英に箱の見の発売でバラ分売はない, フランスでは同様にP 8298で2曲が先行発売, 1959年頃全曲がバラ3枚(P 30270/P 30271/P 30272)の当装丁にて初リリース, これはフランス盤のオリジナルVol.1, パテプレスで非常に音質が良い, フランス盤に箱は存在しない, これが初回CAPITOLモノラル録音のフランスオリジナルだがB.1001のみ再版となる, 当プレスは初回分の段付きレーベルで2年程度後から段なしレーベルとなる, 1975年DGG:2721087(3枚組の箱)で2回目ステレオ録音がある(1973年2月/1974年4月ロンドン、コンウェイ・ホール), 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★, フランス盤の音質は格段に良い!ミルシテインは1935年米COLUMBIAにSPでの「無伴奏パルティータ第2番」B.1004の録音あり, 以下録音の詳細:1954年3月26&31日(BWV1001)1956年2月6日(BWV1002)1956年12月27日(BWV1003)1954年3月23-24日(BWV1004)1956年3月5&16-17日(BWV1005)1955年12月28日(BWV1006)ニューヨークでのモノラル録音

商品詳細:ミルシテイン最初の無伴奏全曲録音。弦の音色をそのまま映し出す演奏。2回目のDGG録音と異なり、ミルシテインが50歳での録音で気力・エネルギーが充満している。最高ランクの名演の一つと言って間違いない。何より美しい音色に魅了される。2回目の録音は約20年後の1973年頃で大きく異なる。多くのヴァイオリニストが年齢とともに落ち着き、枯れて行く。ミルシテインとて例外ではない。ナタン・ミルシテイン(1904-1992)はウクライナ・オデッサ(オデーサ)生まれのユダヤ系ヴァイオリニスト。英語読みではネイサン・ミルスタインとなるが、当社ではナタン・ミルシテインで統一している。20世紀の傑出したヴァイオリニストの一人に数えられている。11歳のときレオポルト・アウアーの招きでペテルブルク音楽院に入学、アウアーのロシア時代の最後の弟子の一人となる。ロシア革命により1917年にアウアーがノルウェーに脱出してしまうと、キエフに戻り、ウラジミール・ホロヴィッツと知り合い、意気投合、しばしば共演するようになり、1925年には西ヨーロッパでの演奏旅行も一緒に行った。この頃にはウジェーヌ・イザイの門も叩いている。1929年にレオポルド・ストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団によりアメリカ・デビュー。ついにニューヨークに居を構えるが、度々ヨーロッパで演奏旅行に取り組んだ。1942年にアメリカ合衆国の市民権を取得。フランコ・ベルギー楽派の優美な演奏スタイルでその美しい音色から「ヴァイオリンの貴公子」と称される。初回CAPITOLの無伴奏は今や伝説となりつつある名演で高額であり入手は困難。それに比べ2回目録音はプレスが多く、希少ではない。初回録音は情熱的であるとともに格調の高さ、懐の深さも持ち合わせており、高次元のポリフォニックな構築性が強く感じられる。音質も素晴らしく、ミルシテイン自身の内面がそのまま音に乗った録音であろう。多くの方がバッハ:無伴奏のトップに挙げる録音であり、筆者も異論はない。

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