商品コード:1312-003[La Voix de l'Espérance] H.オーノン指揮 / バッハ:ヨハネ受難曲~合唱曲9曲 他
商品コード: 1312-003
商品詳細:1950年代のフランスでの古い録音。指揮者オラス・オーノン(1907-1996)は、パリ・コンセール・パドルーo.の指揮者であり、またパリ・ルーブル美術館礼拝堂マスターズo.及びその合唱団の指揮者である。ルーブル美術館は現在でこそ美術館として知られるが、建物は元カトリック教会であり、フランス礼拝堂の本拠地であり、 1624年にルイ13世によってルーブル宮殿の王室礼拝堂として建てられた経緯がある。王室礼拝堂の時代では専属のオーケストラ及びその合唱団が古くから存在していた。現在も残っているかは不明だが、当時存在していた。この録音は1950年代前期と思われる。ドイツでバッハを歌っていて英国より早い時期にドイツ語によるバッハ演奏が行われていたようである。A面にヨハネ受難曲から合唱曲だけ9曲を演奏。フランス語の曲目しかなく、然も現代の題目とは異なるようで、どの曲であるか不明である。B面はマリー・ルイ・ジローのオルガン・ソロによる「オルガンのためのパルティータ『おお、汝正しくて善なる神よ』B.767」が1曲入る。いかにも古い時代のLPである。B面のオルガン曲はフランス・サルト県ル・マンにある男子高校の礼拝殿にあるオルガンを使っての録音らしい。ル・マンは24時間耐久レースで知られるフランスの西部に位置する都市である。オルガン奏者のマリー・ルイ・ジローはルーブル美術館礼拝堂専属のオルガン奏者。何故ル・マンまで来て録音したのかは不明。パリ・ルーブル美術館礼拝堂合唱団の演奏は過去に殆ど入荷がなく非常に珍しい録音といえる。またレーベルのLa Voix de l'Espéranceは当社でもこの1種しか入荷のないSPがメインのマイナーレーベルで、LPも7インチ、10インチを主体とした宗教作品が10点ほどしか出ていない珍しいレーベルである。
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