商品コード:1313-029b[VÉGA] A.ヤニーグロ(vc) A.ロジンスキ指揮/ ブロッホ:シェロモ, ブルッフ:コル・ニドライ, カンツォーネ
商品コード: 1313-029b
商品詳細:アントニオ・ヤニーグロ(1918-89)はイタリアのミラノ生まれの、チェリスト、指揮者、教育者。8歳でジョバンニ・ベルティからチェロを習い、ミラノ音楽院に入学が認められ、ジルベルト・クレパック(Gilberto Crepax)に師事した。 ヤニーグロが11歳の時、母ニコラの努力で、巨匠パブロ・カザルスのレッスンを受ける。カザルスはパリのエコールノルマル音楽院でカザルスのクラスのアシスタントをしていたアレクサニアン(e:Diran Alexanian)に、「ヤニーグロ少年は細やかな情感を持った、輝かしい器楽奏者・・・」との推薦状を書いた。1934年からパリのエコールノルマルに留学して、カザルスとアレクサニアンに師事する。パリではポール・デュカス、イーゴリ・ストラヴィンスキー、ジャック・ティボー、アルフレッド・コルトーといった才能と交わる。またディヌ・リパッティは親友であった。1946年の第8回ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門2位に入賞。録音は多いが、1950年にはWESTMNSTER録音がある。特にJ.フルニエ、スコダとのピアノ・トリオでは多くの名演を残した。当時から既に世界トップレベルのチェリストと認められている。これもWESTMNSTER音源のフランス盤で3曲とも協奏曲の名称はないがVcと管弦楽のための作品である。彼のチェロは、人生の酸いも甘いも嗅ぎ分けた男の生き様さえ感じられる。フランス人達が好む音質になっている。国民性というのは恐ろしいものだ。格段に音が良い。ヤニーグロのチェロが人肌の優しさと実在感をもって染み込んでくる見事な音質!,Philharmonic Symphony Orchestra of Londonはロイヤルpo.のこと(当時版権の問題でロイヤルの名称を使えなかった)。米国では1955年WESTMNSTER:WN 18007で初リリースされたLP。ヤニーグロのソロで聴けばこれらマイナーともいえる作品が宝石のような輝きを放つ!
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