商品コード:1313-027[VÉGA] F.ティーレガント指揮 R.バルヒェット(vn)/ ヴィヴァルディ:四季
商品コード: 1313-027
商品詳細:バルヒェットにおける3度目の「四季」の録音でEURODISC系音源になる。指揮は例によってF.ティーレガント指揮南西ドイツ室内o。バルヒェットは1951年にミュンヒンガーとのLXT録音で、鮮烈な「四季」のデビューを飾り、それは一世を風靡した。その後1954年、R.ラインハルト指揮シュトゥットガルト・プロ・ムジカo.とVOXに2回目の録音を行い、1961年にEURODISCにF.ティーレガント指揮南西ドイツ室内o.と3回目の「四季」を録音した。このプレスが最も少なくまだ存在すら知られていないような状況である。ラインホルト・バルヒェット(1920 - 1962)はご存じ、ドイツのシュトゥットガルトの生まれのヴァイオリニスト。カール・ミュンヒンガーが主宰するシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターに就任し、1952年までその任に当たった。1952年からは、ウィル・ベー、ヘルマン・ヒルシュフェルダー、ヘルムート・ライマンらシュトゥットガルト室内管弦楽団の団員たちとバルヒェット四重奏団を結成。多くの名演を残した。1955年にフリードリヒ・ティーレガントの率いるプフォルツハイムの南西ドイツ室内管弦楽団のコンサート・マスターに迎えられ、ダルムシュタット音楽院の教授にも就任。それらはEURODISCに録音された。バルヒェットにとっては亡くなる1年間前の最後の「四季」に当たる。彼の個性が生きた良い録音だが、品物が少なく、高価。また御承知のように、1960年代EURODISCのドイツ盤は表面隆起問題が発覚してから、チョイスに困ることに。そこでフランス盤の出番となるが、この録音はフランス盤が存在することすら不明なほど入荷がなかった。今回当社に初めて入荷したVÉGA盤。表面隆起の心配なく永久保存版となる1枚。ミュンヒンガーとのLXT録音はもういいとお考えの方に、この3回目録音はピッタリの晩年のこなれたソロが味わえる見事な録音。希少なので価格は張るが、最善の選択肢となる!
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