商品コード:1313-002[MELODIYA] F.シャリアピン(bs)o.伴奏 / リサイタル/ヴェルディ, ドニゼッティ, ロッシーニ 他
商品コード: 1313-002
商品詳細:ロシアが誇る世界的バス歌手であるフョードル・シャリアピン(1873~1938)。ロシア帝国のカザンに生まれ、最初は独学により声楽を学び、17歳の時には、地方回りの小歌劇団に属していた。その後1892~93年にかけて、現在のグルジア共和国の首都トビリシ(ティフリス)でドミトリ・ウザトフに声楽を師事する。そして以後、オペラ歌手として本格的に活動を開始し、1894年からサンクトペテルブルクの帝室マリインスキー劇場、更にモスクワに移り、マモントフ私立歌劇場、次いで1899年にボリショイ劇場で活躍した。1938年には亡くなっているのでSP録音しか存在しない。これは大量にあるSP音源から代表作を5曲選んで復刻10"LPとした物である。彼の名前は今でも「シャリアピン・ステーキ」として残っている。これは1936年、彼が来日した折、歯の具合が良くなかったシャリアピンの求めに応じて帝国ホテルの料理長によって考案された料理であるらしい。シャリアピンは「歌う俳優」と呼ばれたほどの歌唱、演技両面での圧倒的な表現力により、世紀の変わり目の頃にモスクワのボリショイ劇場のスターとなり、1901年からミラノ・スカラ座に、1908年からはメトロポリタン歌劇場。特にとくにムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」は決定的な成功を収めた。今聴いてもその張りのある声は見事と言える。1966年頃大半のSPを復刻した8枚組の箱Д 018101-16(DLレーベル)が発売された。この5曲がそこに含まれるかは不明。他にも2枚程度の10"復刻LPが存在するがこの番号が最初の1枚と思われる。
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