商品コード:1313-001[MELODIYA] T.ニコラーエワ(pf) / ラフマニノフ, ショパン
商品コード: 1313-001
商品詳細:タチアーナ・ニコラーエワ(1924 - 1993)は旧ソ連・ブリャンスク県ベジツァ生まれの女性ピアニスト。モスクワ音楽院に入学してアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルとエフゲニー・ゴルベフに師事。1950年に、26歳でバッハ没後200周年記念のライプツィヒ・ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにて優勝。当地に出席していたショスタコーヴィチと、生涯にわたる親交を結んだ。ショスタコーヴィチはニコラーエワのバッハ演奏に触発されて《24の前奏曲とフーガ》を作曲し、これをニコラーエワに献呈した。1950年代前半から録音を始め、亡くなる年まで録音や演奏会を続けた息の長いピアニストである。度々来日して日本でのライブもLP化された。またこれまでに入荷の無かった希少タイトルでもある。師であるゴリデンヴェイゼルの教えを忠実に守った弟子である。ニコラーエワは生前、ゴリゼンヴェイゼルの教えは正確な技巧と楽譜への忠実さをモットーとしたものだったと語っていた。バッハ弾きの印象が強いニコラーエワだが実際はロマン派作品の録音も多く、他の巨匠たちとは一味違った清廉なスタイルを貫いたピアニストだった。これは1952年以前の最初期録音で78回転の10"のみで発売された。音質は良く、バッハ弾きを彷彿とさせる丁寧な演奏が聴ける。尚B面のショパンの変奏曲はOp.21と印刷されているがOp.12の誤植である。
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