商品コード:1314-021p[LONDON] グリラーQt. / ブロッホ:弦楽四重奏曲全集-1/第1番(1916)
商品コード: 1314-021p
商品詳細:グリラー弦楽四重奏団は1927年にロンドンで結成された団体。メンバー全員が王立音楽アカデミーの特待生であった。ヴィオラの大御所で王立音楽アカデミーのうるさ型室内楽教授のライオネル・ターティスが18か月間みっちり特訓。常設カルテットになることを進言。デビューから4年間は4人で共同生活して練習を徹底。最初の夏は浜辺に置かれた3両の貨車を安く借りて生活していたという。創設メンバーはシドネイ・グリラー(第1ヴァイオリン)、ジャック・オブライエン(第2ヴァイオリン)、フィリップ・バートン(ヴィオラ)、コリン・ハンプトン(チェロ)の4人。「イギリス空軍公式弦楽四重奏団」としての約6年間活動した。1939年、ニューヨーク、タウン・ホールでアメリカ・デビュー公演を行い、全60公演のアメリカ・ツアーを実施した。その中で作曲家のエルネスト・ブロッホと知り合う。弦楽四重奏曲の3~5番はグリラーQt.に献呈された。1957年ヴァンガード・クラシックスと契約。1961年ヴィオラのバートンがバークレーで死去したことで34年間の歴史を閉じた。その後は単独で活動していたが1993年リーダーだったシドネイ・グリラーが亡くなった。グリラー弦楽四重奏団の知られた録音ではプリムローズ(va)を加えたモーツァルトの弦楽五重奏曲全集(Vaungard音源)が有名。しかしブロッホ作品に関しては曲を献呈されるなど特別な関係がある。他の団体が取り上げない事もあり、ブロッホでは絶対的な知名度を誇る団体である。第2番は1947年にSPによる旧録音あり、Decca AK 1758-62でSPリリース。第3番は1953年6月16日に旧録音あり、DECCA:10"・LM 4558でリリースされた。1954年6月には新たに4曲を選曲録音し、DECCA~LXT 5071 (1番)/LXT 5072 (2番)/LXT 5073 (3/4番)で発売された。何故か5番の録音はない。SP期からDECCAに多くの録音を残す団体だが、日本ではそこまで知られていない。エルネスト・ブロッホ(1880-1959)は近代に分類される。ヴァイオリン独奏曲「ニーグン」、チェロ独奏曲「祈り」、チェロと管弦楽のためのヘブライ狂詩曲「シェロモ」がよく演奏される。バルトークが聴ける方ならすんなり楽しめる曲である。意外なほど古典的な趣きを持つ。室内楽ファンには楽しめる曲だろう。レコードとしても極めて希少!3枚で全て
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