商品コード:1314-010p[DECCA] ボスコフスキーQt. / ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲3番

[ 1314-010p ] Dvořák, The Boskovsky Quartet – String Quartet No. 3 In E Flat Major



通常価格:¥ 33,000 税込

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商品コード: 1314-010p

作品名:ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲3番Op.51/--Allegro Ma Non Troppo-- Dumka (Elegie) (Andante Con Moto - Vivace)-- | --Romance (Andante Con Moto)--Finale (Allegro Assai)
演奏者:ボスコフスキーQt.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2601
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : 両面全体に軽度のビニール焼けあるが音には影響しない, B面に紙シール貼りあり
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), , 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:NCPS/BIEM, (P)なし, Tax Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・最古, スタンパー/マトリクス:CA ARL 973-1A/CA ARL 974-1A (ラウンド大文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル録音・製造を示すCA ARL***の専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):B/BU, 再補助マトリクス(9時):1/2, カッティング担当者:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1951年頃製造分, 金内溝ツヤレーベルの最初期分, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスが存在せず, これより古い3時は存在する, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---共通デザイン折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, 中央にDECCA Long Playing Microgroove Full Frequency Range Recording(白文字), 表記されたジャケット番号:LXT 2601, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:William Chappell Press, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【初入荷の超希少タイトル】---1950年頃ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1951年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2601(当装丁)にて初リリース, フランスでは1953年頃仏DECCA:LXT 2601で初リリースと思われる(未入荷), これは英国での初年度リリース分オリジナル, 当社初入荷の超希少プレス, ボスコフスキーQt.の唯一の録音で特に希少!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:当社でもこれまで1度も入荷のなかった希少なLXT番号が出てきた。然も団体の名称がボスコフスキーQt.とくれば調べないわけにはいかない。WIKIなどには1961年バリリQt.のヴァルター・バリリが故障のため抜け、リーダーをW.ボスコフスキーが受け継いだ団体がウィーン・フィルハーモニーQt.であり、ボスコフスキーQt.は現地での名称とされている。それが本当なら1951年発売の録音ができるはずもなく、メンバーはバリリQt.とは全く異なることに説明がつかない。ボスコフスキーは1948年に弟でウィーン・フィルハーモニーのクラリネット奏者であるアルフレート・ボスコフスキーとウィーン八重奏団を結成した。これは歴然とした事実であるが、ウィーン・フィルハーモニーの弦楽団員の3人(フィリップ・マタイス(第2Vn)/ギュンター・ブライテンバッハ(va)/ニコラウス・ヒューブナー(vc))とボスコフスキーQt.を同じ頃に結成していたとみて間違いない。ヴァルター・バリリから受け継いだウィーン・フィルハーモニーQt.のメンバーは第2Vn:オットー・シュトラッサー、Va:ルドルフ・シュトレンク、Vc:エネヌエル・ブラベッツである。ここで考えられるのはヴァルター・バリリが故障した1961年時点で、ボスコフスキーはフィルハーモニーからの公式の要請でウィーン・フィルハーモニーQt.を引き継いだであろう事である。ウィーン八重奏団の仕事も公式の要請であり、私的に創設したボスコフスキーQt.を諦めざるをえない状況となったと見るべきだろう。実際1961年までのボスコフスキーQt.の活動は限定的であり、ウィーンにはバリリQt.、ウィーン・コンツェルトハウスQt.も活動していたわけで、録音に関しては当盤1枚だけという状況であった。幸いにもボスコフスキーQt.の3人はそれぞれが首席奏者であり、団員としても多忙であった。結果的にボスコフスキーQt.としての録音は当盤1枚のみという事で、歴史からは消えたのである。幸松 肇氏の著書にはボスコフスキーQt.が存在していた事実のみが記載されていた。従って当盤はボスコフスキーQt.としての唯一のLPにして当社では27年間入荷がなかった激レアLXT番号である。曲も意外なドヴォルザーク。演奏はウィーン・フィルハーモニーQt.とは全く異なる、渋い雰囲気で、明るさ全開のウィーン風味とはいささか異なる。ボスコフスキーの第1Vn主導型であり、ボスコフスキーを引き立てるための団体といって誤りではない。選曲もそれを加味して行ったのだろう。ウィーン関連ではこれまで公にされていない事実であり、実際のLPを耳にしてバリリQt.ともウィーン・フィルハーモニーQt.とも全く世界感の異なる録音が実在した事実は大きいことだろう。室内楽ファンにはお宝級LP!

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