商品コード:1314-004[Pathé] J.ベッソン指揮フランス放送女性声楽ens. / ルネ・ベルニエ:合唱曲集
商品コード: 1314-004
商品詳細:ルネ・ベルニエ(1905 -1984)はベルギー・Sint-Gillis Brussel 生まれの作曲家。フランスのブリュッセル・アカデミーで音楽教師として働きながら作曲活動を行っていた。レ・シンセティスト(Les Synthétistes)のメンバーであった。「レ・シンセティスト」はベルギーの作曲家のグループ。主にラヴェル、ストラヴィンスキー、ヒンデミット、オネゲルの影響を取り入れたこのグループの活動は広範で、新古典派であった。彼らは全員、ベルギーの作曲家ポール・ギルソンの元生徒で、1925 年に恩師の60歳の誕生日を祝う為に組織を設立した。彼らの最初の活動は、雑誌「La Revue Musicale Belge」の発行だった。このグループは、フランスの有名な作曲グループLes Sixのベルギー版となることを目指していた。メンバーは全部で8人でルネ・ベルニエは中でも中心的メンバーであった。マルセル・プートも名を馳せたメンバーの一人。ルネ・ベルニエは特に合唱音楽に多くの作品を残した。ここでは2曲「呪文・INCANTATION」と「主題変更・DU COQ A L'ANE」の合唱曲が収録されている。指揮者ジャック・ベッソンに関する情報はない。ここではフランス放送女性声楽アンサンブル「ENSEMBLE VOCAL FEMININ DE LA MAITRISE DE LA RADIODIFFUSION FRANCAISE」を指揮していることからこの合唱団の専属合唱指揮者だったのではないかと思われる。2曲ともフランス語によるア・カペラの合唱曲。「呪文・INCANTATION」は7曲からなる等しい4声の合唱組曲「ア・カペラ」の形式でベルギーの詩人ゲオ・リブブレヒトの「影と小麦」を台本としている。「DU COQ A L'ANE」は直訳すると、「ある主題から別の主題へ」となり邦題はなく、「主題変更」という意味。正式な曲名ではない。これは7曲の等しい3声による合唱曲。現代曲だが、難解で難しい作品ではなく、古典作品と変わらない曲調を持つ。珍しい大人の女性合唱で歌われる合唱曲。古くて珍しい10"である。興味のある方は是非。
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