商品コード:1315-062p[DECCA] L.マゼール指揮/ シベリウス:交響曲1番, 「カレリア」組曲
商品コード: 1315-062p
商品詳細:マゼールのシベリウスは、比較的早い時期に録音されたのでED1が存在する。1番は1964年の初出。マゼールと侮ってはいけない。ウィーンpo.を振って、SXL:ED1で録音されれば、大迫力の胸躍るオーディオファイルサウンドに部屋中が満たされる。これ以前では、SXLでのシベリウスはアンセルメの2、4番しかない。マゼールが初めてSXLで全曲録音を行った。この1番は比較的初期作品ながら、なかなか良く出来た曲で、メリハリも大きく、北欧らしさはたっぷり。マゼールの出世作!大推薦!B面に配された「カレリア」は当初劇音楽として作曲された。その後、1曲の序曲と8曲からなる組曲とし、組曲はさらに3曲に絞られ、現在に至る。カレリアとは地域名で1892年シベリウスは、新婚旅行にカレリア地方を訪れた。カレリアは、フィン人の発祥の地であった。シベリウスはカレリア地方の民謡や伝説に、作曲のインスピレーションを得た。翌1893年、シベリウスはヘルシンキ大学のヴィープリ(ヴィボルグ、現ロシア領)出身の学生の団体から、その年の秋に行う野外歴史劇のための音楽を依頼された。この歴史劇は、カレリア地方の13世紀から19世紀までの歴史を7つの場面で描くものであった。野外劇は1893年11月13日にヘルシンキで上演され、音楽はシベリウス自身の指揮で演奏された。『カレリア』は最終的に「序曲」Op.10と「組曲」作OP.11の2つの作品として1906年にブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から出版され、今に残ることになった。1997年にBISレコードによって劇音楽版に復元され、劇音楽「カレリア」全曲が世界初録音された(CDのみ発売)。原曲の劇音楽版では、男性民謡歌手重唱とバリトン独唱が入る。交響曲1番はよく知られた名曲であり、ウィーンpo.の力を借りて、DECCAらしい、すっきりしているが力のある名演である!
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