商品コード:1315-021b[Le Club Français Du Disque] A.ハイネ(cl) E.ジシャーマン(va) ケラーQt. / モーツァルト:弦楽五重奏曲4番, Cl五重奏曲
商品コード: 1315-021b
商品詳細:クリュブ・フランセの中でも珍しい、Cl五重奏K.581と弦楽五重奏K.516のカップル。E.ケラー(第1Vn)をリーダーとする団体で、録音は極めて少ない。名前から察するにドイツ人を中心とした団体のようだ。ハイネ(Cl)はフランス人らしい。こじんまりとしたほのぼの感がうれしい演奏。ケラーQt.は抑え目だが恭しく、Clは幾分地味にアンサンブルしていて、トータルでオールドファンが喜ぶスタイル。その控え目さが功を奏して、うるさくないK.516が良い。ケラー弦楽四重奏団は1950年代後期にドイツ・ミュンヘンで結成された団体。リーダーで第1Vn:エーリッヒ・ケラー、第2Vn:ハインリッヒ・ツィーヘ、Va:フランツ・シュエースル、Vc:マックス・ブラウン。4人はミュンヘンpo.のメンバーらしい。録音は多くないがLe Club Français Du Disqueの他にドイツDA CAMERAにレーガー:Cl五重奏曲、ブルックナー:弦楽五重奏曲、ヴォルフ:SQがある。またドイツのマイナーレーベルDISTARにシューマン:SQ、フランスの仏Orphéeにヒンデミット/バルトーク6番のSQ集がある。日本では無名だがLe Club Français Du Disqueが迎え入れた事実は大きい。派手さはないが豊かな表情と渋い表情は室内楽ファンには嬉しいスタイルだろう。クラリネット奏者アロイス・ハイネ(1919-2005)について詳しいことは不明。同じくLe Club Français Du Disqueでモーツァルトのクラリネット協奏曲K.622の録音がある。A面の五重奏曲の第2Vaはエーリヒ・ジシャーマンが参加。
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