商品コード:1318-059[ERATO] パリ・バロックEns(J.P.ランパル(fl) 他) / テレマン:室内楽作品集
商品コード: 1318-059
商品詳細:パリ・バロック・アンサンブルは1952年に結成された団体で、設立時のメンバーはジャン・ピエール・ランパル(フルート)、ピエール・ピエルロ(オーボエ)、ロベール・ジャンドル(ヴァイオリン)、ポール・オンニュ(バスーン)、ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(クラヴサン)の5人で構成される。1970年代に入りフルートがランパルからマクサンス・ラリュー(フルート)に交代する。全員がモダン楽器を用いる。これらは恐らくランパルによる編曲で、パリ・バロック・アンサンブルで演奏出来るように楽器編成を変えた編曲である。1950-60年代はこのような編曲が中心であり。敢えて原曲は---である。という解説はないのが通例であった。これらの曲の中で先頭の「Fl・Ob・Vn・Fgと通奏低音のための四重奏曲 ト長調 TWV 43:G2」のみが「ターフェルムジーク」に収録されている作品でターフェルムジーク第1集の第2曲 クヮトゥオル ト長調 TWV 43:G2 - フルート、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲が原曲である。他の曲の原曲は不明。全て編曲であり原曲とは楽器編成が異なり、余程のツウでない限り、原曲の調査にはかなりの時間が掛かると思われる。1960年代当時、原曲が何であるかという議論は皆無に等しく、内容が良ければ良いではないかという風潮であった。パリ・バロック・アンサンブルが現在どうなっているか不明だが少なくとも1978年頃まで録音があり、来日もある。このLPはランパル流のテレマンの曲を楽しむLPという趣旨で貫かれている。演奏のレベルは当時フランスにおける最高ランクであり、とにかく明るく楽しめるLPであることは確か!
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