商品コード:1318-053b[ERATO] Y.ナット(pf)/ イヴ・ナットへのオマージュ/Y.ナット, シューマン, ショパン, インタビュー

[ 1318-053b ] Yves Nat, Pierre Dervaux, Orchestre National De La R.T.F. ‎– Hommage à Yves Nat



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商品コード: 1318-053b

作品名:イヴ・ナットへのオマージュ/Y.ナット:Pf協奏曲 | ダニエル・レスールへのインタビュー(1955), シューマン:トロイメライ, アルマンド・パニゲルへのインタビュー(1955), ショパン:ワルツ14番Op.Posthume(1931), ナット:Pfのためのソナチネ「鳥」(1921)
演奏者:Y.ナット(pf)P.デルヴォー指揮フランス国立放送o. E.Y.ナット(pf)--(ソナチネ「鳥」)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:LDE 3187
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---緑白竪琴外溝, 外周3㎝に低い盛上り(カマボコ)あり, 9時にMede in France(横黒文字), 3時にMicrosillon Invassable Longue durée 33T. 1/3 , 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤で端はややとがっているがナイフエッジではない), 表記されたレコード番号:LDE 3187, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, スタンパー/マトリクス:LPL 1426 D2/LPL 1427 (ラウンド中文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ERATO録音モノラル製造をを示すLPL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない仏PHILIPSプレス, 1960年代スタンパーによる1961年頃製造, 内溝/中溝レーベル・フラット盤存在せず, 緑白竪琴外溝レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, ERATO音源のERATO製作・プレス, 工場:Société Phonographique Philips, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, Hommage À Yves Nat, 表記されたジャケット番号:LDE 3187, Price Code:Artistique, 背文字:あり(青色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imprimerie Contensin Paris, オリジナル, original
トピックス:【入荷の少ない希少盤!】---A面のY.ナット:Pf協奏曲は1954年2月4日パリ・シャンゼリゼ劇場で行われた自作のPf協奏曲の初演のモノラル録音, 1961年Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATO:LDE 3187(当装丁)にて初リリース, 結果的にこれがイヴ・ナット最後の公開演奏会となった, jean Toscaneのスピーチが入る, この録音を1956年8月に亡くなったナットへのオマージュとして1961年に発売した, B面は別の日の演奏会での録音が入る・シューマン「トロイメライ」(1953年3月12日録音)/ショパン「ワルツ」(1931年SP録音・パテシネマの映画「フレデリック・ショパン」で使われた音源)など(感動的)他ソロ作品の自作自演「鳥」(1921年作1950年代録音と思われる)もある(エリーズ・イヴ・ナット演奏), B面の曲もナレーションを伴う, 入荷の少ない希少盤, フランス・ピアノ界を代表するピアニスト、イヴ・ナット(1890-1956)の追悼盤!B面は感動的!表紙のデザインはYves Natのデスマスク・1959

商品詳細:A面は1954年パリ・シャンゼリゼ劇場でのコンサートで始まる、自作の協奏曲。ナレーションが流れた後(リアルな声だ)長い拍手が入り、ピエール・デルヴォー指揮のオケが入る。これがまたひどくリアルな音で驚かされる。曲調は現代曲で、ソロもジャズ風の速いパッセージが続く。トライアングルと金管の音がそこで鳴っているようだ。B面は1953年の長いインタビュー(太く低い声)があり、ダニエル・レスールへのインタビューというトラックの最後にシューマンの「トロイメライ」が演奏される。次のトラックがアルマンド・パニゲルへのインタビューでここではショパンのワルツ14番遺作が演奏される。ここでB面の中央、最後の長いトラックはナット作のソナチネ「鳥」が演奏される。A面の協奏曲であまりシンパシーを感じなかった方にはこのピアノソロ作品が面白い。忙しい指使いで始まるこの自作は指回りはそのままにやがて幻想的な曲調になり美しいメロディーと不思議な間を持った方向へ展開してゆく。音が非常に多く雨がメロディーを奏でるような雰囲気である。非常に長いこのソロ作品はナットの音楽観を表している。ベートーヴェンをあれだけ美しく演奏するピアニストの心情がここで見え隠れする。ロマンチックであり、しかも相当に高度な技術の上に成立しているこの不思議な曲には、一人の人間が演奏しているとは思えない多種の要素が見える。このLPで最も重要なトラックであり、この世に一つしかない貴重な録音!イヴ・ナット(1890-1956)の追悼盤!イヴ・ナットはフランス・ベジエ生まれのピアニストで彼の国際的な活動は、1909年にドビュッシーに連れられた渡英に始まる。ヨーロッパやアメリカ各地で演奏旅行を行い、ベートーヴェンやシューマンの演奏で評価された。ヴァイオリニストのジャック・ティボーやジョルジュ・エネスク、ウジェーヌ・イザイらとも頻繁に演奏旅行を行っている。1934年に、母校パリ音楽院での教育と、自らの作曲活動に集中するため、演奏活動を退く。亡くなる1956年まで、パリ音楽院の指導的教師の一人として、ジュヌヴィエーヴ・ジョワやピエール・サンカンらを育てた。一方1950年代にはピアノの演奏活動を再開、1951年から1955年にかけてベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲録音を実現させた。ダニエル・バレンボイムはナットについて「すぐれたピアニストだったと私は思うが、フランス国外ではあまりに過小評価されていた」と述べている。フランスのピアノ楽壇にマルグリット・ロンにも劣らない貢献を残した偉大な音楽家であった。この作曲家としてのイヴ・ナットに注目したLPだが、シューマン:トロイメライ(1955年録音)やショパン:ワルツ14番(1931年録音)等の当LP独自の録音も聴ける盤!最後の自作のソナチネ「鳥」を弾いているのはイヴ・ナットではなくエリーズ・イヴ・ナットで彼の奥さんではないかと思われる。

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