商品コード:1318-006[Ducretet Thomson] A.ジューヴ指揮/ ブラームス:セレナーデ2番
商品コード: 1318-006
商品詳細:これは1950年代のドイツ・シュトットガルト歌劇場でのモノラル録音。本来ドイツでも発売されたのでは?と思われるが当社には入荷がなく不明。指揮者のアンドレ・ジューヴ(1929- 2019)はフランス生まれ。ラジオ・プロデューサーでもあり、フランスのラジオ局で長年クラシック音楽に携わっていた。録音の大半がDucretet Thomsonにある。テレサ・シュティッヒ=ランダル、パリ・シャンゼリゼ劇場管弦楽団と入れたモーツァルト:アリア集が高い人気を誇る。シャンゼリゼ劇場管弦楽団を振った録音が多いが、これは珍しいドイツ・シュトットガルト歌劇場o.を振ったドイツ録音。或いはTELEFUNKENがオリジナルの可能性も高い。フランス・ラジオ局でアンドレ・ジューヴは自身の番組を持ち、音楽研究会の音楽番組を担当していた。この番組は1958年にピエール・シェフェールによって設立された。5年後ジューヴはORTFのリリック・オーケストラと室内オーケストラの指揮を執り、1975年にORTFが解散するまでそれらを維持した。ORTF解散後、ラジオ・フランスが誕生した際、ラジオ・フランス付属のオーケストラ、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督となった。フランス放送局のミシェル・コッタに指名され、プログラムおよびサービスの調整を担当し、ピエール・ヴォズリンスキー、ジャン・ノエル・ジャンネネンスが、広報として欧州連合のラジオ拡散を行っている。指揮者としての活動の多くがラジオ・フランスに大きく関与している。LP録音は大半がDucretet Thomsonへのモノラル録音である。フランス人指揮者が演奏するブラームスはドイツ人指揮者のそれとは異なり全体的に明るい色調である。この録音も正にそれであり、シュトットガルト歌劇場o.を振っているにも関わらず驚くべき事である。初入荷の珍しい録音!
ジューヴの在庫一覧へ