商品コード:1319-041n[MELODIYA] T.ニコラーエワ(pf) / シューマン:6つの間奏曲, ショパン:ポロネーズ5番, 序奏とボレロ
商品コード: 1319-041n
商品詳細:ロシア・ピアニズムのファン又はバッハファンならタチアナ・ニコラーエワ( 1924-1993)はご存じだろう。モスクワ音楽院に入学してアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルとエフゲニー・ゴルベフに師事。1950年に、バッハ没後200周年記念のライプツィヒ・ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにて優勝。当地に出席していたショスタコーヴィチと、生涯にわたる親交を結んだ。ショスタコーヴィチはニコラーエワのバッハ演奏に触発されて《24の前奏曲とフーガ》を作曲し、これをニコラーエワに献呈した。1950年代前半から録音を始め、亡くなる年まで録音や演奏会を続けた息の長いピアニストである。度々来日して日本でのライブもLP化された。これは1953年にリリースされた初期録音で1980年代に集中的に録音したバッハとはまた趣が異なる。師であるゴリデンヴェイゼルの教えを忠実に守った弟子である。ニコラーエワは生前、ゴリゼンヴェイゼルの教えは正確な技巧と楽譜への忠実さをモットーとしたものだったと語っていた。初期録音にはこの教えが忠実に反映されている。バッハ弾きの印象が強いニコラーエワだが実際はロマン派作品の録音も多く、他の巨匠たちとは一味違った清廉なスタイルを貫いたピアニストだった。~節のような物はないが正確さと淀みのない音楽は大きな存在と言える。最初期録音につき音質は1950年代後期程は良くない。
ニコラーエワの在庫一覧へ