商品コード:1320-055[DF] M.エウィッツ指揮/ ヘンデル:水上の音楽

[ 1320-055 ] Haendel / Orquesta De Cámara Hewitt – Música De Las Aguas (Registro Integral)


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商品コード: 1320-055

作品名:ヘンデル:管弦楽組曲「水上の音楽」/ Obertura - Adagio Y Staccato-- Allegro - Andante - Adagio - Adagio - Tempo I-- Allegro--Aria--Minué-- Bourree--
演奏者:M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 730043
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの再版/12"のオリジナル】---赤輪青地図段付,12時にMade in France(ラウンド青文字),グルーヴガード厚手,表記されたレコード番号:DF 730.043,Price Code:Artistique,Rights Society:DP,(P)なし,スタンパー/マトリクス:730043 1 22/730043 2 22 (ストレート小文字スタンパー・Pathé初期タイプ),DF録音製造を示すレコード番号の下6桁***で始まる専用マトリクス使用,補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 213986/M6 213987,再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない,両面ともストレートタイプ2種併存のPathéプレス,1960年代スタンパーによる1962年頃の製造分,10"の旧番号存在する(DF 74)・赤輪青地図内溝レーベル,12"に旧番号存在せず,12"にフラット盤存在せず,12"にこれより古いレーベル存在せず,ステレオ存在せず,RIAAカーヴである(旧番号はそうではない),12"の最古レーベル・最厚プレスである,12"に更に古いマトリクス存在しないと思われる,Les Discophiles Français音源のLes Discophiles Français制作Pathéプレス,DF6桁レーベルでは最初のプレス,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou,再版/12"のオリジナル,re issue
ジャケット:【フランスでの再版/12"のオリジナル】---黄色棒付ボード(粗目紙厚手),リブレット存在する(今回リブレットのコピー付き),裏面6時にMade in France,ジャケット番号:DF 730.043,背文字:あり(棒上に金色型押・黄色クロス紙背景),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが12"は当ジャケットである),製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris ,印刷:Imprimeries de L'indre - Argenton,10"の旧番号存在する,12"ではこれより古いジャケット存在せず,再版//12"のオリジナル,re issue
トピックス:1954年又はそれ以前のパリでのモノラル録音, 録音技師: André Charlin, プロデューサー:不明, 1954年Les Discophiles Français - Henri Screpelによりコピーライト登録・同年Les Discophiles Français:DF 74(赤輪青地図内溝レーベル・フラット盤・青系細目両面疑似皮紙ジャケット入り)にて初リリース→1955~1960年の間同一番号で10"のまま再版される→1962年頃12"化されDF 730043(当装丁)にて再リリース, 12"では当盤が最初の発売となる, 再版だが非常に音質は良くモノラル・オーディオファイルプレス!米国では Haydn Society :HSL-107→HSL 9018, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1950年代Les Discophiles Françaisは7インチと10インチでかなりの量の種類を発売した。それらは1960年代前期にLes Discophiles Françaisがパテ・マルコーニ傘下となった機会に次々に12"化されていった。それらが黄色の棒付きジャケットでパテ・マルコーニ~発売された。勿論レーベルはLes Discophiles Françaisのままだが製造はパテ・マルコーニで行われた。M.エウィッツ指揮のヘンデル:水上の音楽もその一つである。この曲はDF 74(10")で初リリースされた。フランスにおける最初のヘンデル:水上の音楽であったと思われる。勿論オリジナルの10"の音質がベストではあるが、1960年代前半のパテ・プレスの音質は大変良く、RIAAカーヴとなり聴きやすくなっている。オリジナル絶対主義の方には無視してもよい盤だが、より安易に手軽にLPで愉しみたい方にはお勧めできるプレスである。Les Discophiles Françaisの10"は時代的にも状態が良い盤は少なくDF 730---で始まるパテ・マルコーニ盤の方が状態が良い盤が多いのはもちろんである。「水上の音楽」という英国の作品もフランス人指揮のフランスのオケで演奏されると一気にフランス的な音に包まれるから不思議である。特に1950年代の録音にはその傾向が顕著で、1980年代に入ると国による違いは希薄となる。明るく華やかなフレンチ・スタイルの「水上の音楽」もまた存分に音楽の愉しみを与えてくれる存在である。この地域性の差が面白さであり、どこでも同じくなってしまっては面白味のかけらもなくなってしまう。その事実から1950年代のモノラル録音程面白さを与えてくれる録音はないのである。DF最初期の指揮者として活躍したモーリス・エウィッツ(1884-1971)だが、実は、カペーQt.の第2Vnだった。DFの創世期にしか録音を残さなかったが、その音楽性は実に革新的。'50年代初頭に、これだけ軽快でリズミカルな演奏をした指揮者は多くない。今の耳で聴いても、その先進的な設計に驚かされる。このスタイルがフランスのオーケストラ演奏の基礎となり、その系譜は、リステンパルトへと受け継がれたようだ。豊かな色彩をイメージできるような演奏。優雅で柔らか、そして軽快。なお構成では現在第1組曲 ヘ長調 HWV 348(9曲)、第2組曲 ニ長調 HWV 349(5曲)、第3組曲 ト長調 HWV 350(5曲)で別々に演奏されるが、1950年代当時は指揮者が任意に選んだ15~20曲程度の曲を任意の順に並べLP1枚に収まるように工夫した構成が通常で、録音ごとに異なるのが通常であった。従ってエウィッツの録音の構成は当録音固有のもので○○版のような名称は付かない。

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