商品コード:1320-051[DF] R.ティッツェ(br)/ ムソルグスキー:歌曲集
商品コード: 1320-051
商品詳細:バリトンの歌曲集。ムソルグスキーは意外にもかなりの数の歌曲を残す。その中で連作歌曲集の2つを収録。4曲からなる「死の歌と踊り」、6曲からなる「日の光もなく」、それぞれ1875年、1874年の作。いずれもロシア語で歌われる。ロシア的なところ、フランス的なところ、色々混じって歌曲集としている。バリトンのTitzeのよく通る張りのある声は、甘く優しく、実力はトップレベル。不人気の男性歌手部門だが、この声なら万人に好まれるだろう。DFらしいリアルな音質。ロベルト・ティッツェ(1905-1971)は、ドイツ生まれのバス、バリトン歌手。ベルリンでフレッド・フースラーの門下生。専らコンサート歌手とオラトリオ歌手として活動した。彼のステージへの出演は時折の稀な出演に限られていた。しかし、彼はコンサートホールでより広範なレパートリーを習得し、歌の教育者として人気があった。彼はベルリンで長く働き、その後リューベックに移動した。オペラ録音は多くなく、逆にバッハのカンタータ(DF 180)、ブラームス:ドイツ・レクイエム(クーロー指揮)等に参加。同じDFにブラームス、シューベルトの歌曲集があった。EMI系でヘンデルのオラトリオにも録音を残している。ドイツ人なのでドイツ語によるリートは得意とするジャンルである。主にLes Discophiles Françaisに録音を残した。モラーヌを彷沸とさせる非常に甘い声で、これならDF社に録音があるのも納得がいく。フランスのレーベルに録音出来ること自体、声質の良さは保障されている。実際ヘフリガーもホッターもかすむような美声の持ち主。無名なのが不思議。その後、DF社はこの手の録音をほとんどしなかった。録音はブラームス、ムスルグスキー、シューベルト、シューマン 他がある。
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