作品名：コダーイ:室内楽曲集-3/無伴奏VcソナタOp.8 | VcソナタOp.4

レーベルタイプ：【ハンガリーでのオリジナル】---黄/黒浅内溝・縦にHUNGAROTON,9時にSTEREO ○○33,8時にMade in Hungary(ラウンド),グルーヴガード厚,Rights Society:ARTISJUS,(P)1977,スタンパー/マトリクス:SLPX 11864- A Ⅱ U E0/SLPX 11864- B Ⅱ U E0 (ラウンド小文字スタンパー・HUNGAROTONタイプ),Hungarotonステレオ製造を示すSLPX ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用,補助マトリクス:1-18S /19,再補助マトリクス:なし,1970年代スタンパーを使った1977年頃製造分,赤ステレオレーベル存在せず,黄/茶レーベル存在せず,QUALITONレーベル存在せず,更に古いマトリクス存在しないと思われる,最古レーベル・最厚プレスである,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,マジャール語表記の国内流通分,Magyar Hanglemezgyarto Vallalat (M.H.V.)音源のHUNGAROTON制作プレス,オリジナル,original

ジャケット：【ハンガリーでのオリジナル】---両面コートペラ,裏面に銀ステレオシール付き(モノラル/ステレオ共通ジャケット),表記されたジャケット番号:SLPX 11864,Price Code:A0,背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り),ジャケ裏年号:なし,(P)1978(C)なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Magyar Hanglemezgyártó Vállalat (M.H.V.),印刷:記載なし・ハンガリー製,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original

トピックス：1976年9月13-17日ブダペスト・Hungaroton Studioでのステレオ録音, 録音技師:Judit Lukacs, プロデューサー:Janos matyas, 1978年Magyar Hanglemezgyarto Vallalat (M.H.V.)によりコピーライト登録・同年HUNGAROTON:SLPX 11864(当装丁)にて初リリース, ノイズリダクション・ドルビーAシステム使用録音, 初年度リリース分オリジナル! VcソナタOp.4は旧録音存在:LPX/SLPX 1212(1965年17歳のデビュー盤)が存在する, 無伴奏Vcソナタはこれは初録音で1980年までのLP時代に旧録音は存在しない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細：ペレーニによるコダーイの無伴奏VcソナタOp.8とピアノ伴奏付のチェロ・ソナタOp.4。1976年録音だが彼のスケールの大きなチェロはしっかり収録されており、音の方は大きな不満はないと思う。無伴奏では独自のテンポと間を取っており、シュタルケルに代表される畳み掛けるような印象は全くない。ゆったりと語りかけるような不思議な無伴奏に、一瞬同じ曲であるか疑ったほど。これは凄い。シュタルケルとはまったく異なるアプローチながら同様にインパクトの大きな演奏。チェロ・ソナタOp.4は17歳の時の旧録音が存在するが無伴奏VcソナタOp.8はこれが初録音である。無伴奏Vcソナタは想像と異なり、大人しく落ち着いた静的な演奏である。超絶技巧の開示は全く見当たらない。これまで迫力と技巧で押し通す演奏しか聴いていなかった方は面食らうことになる。このような幻想めいた静かな演奏がある事に驚きを隠せない。地元ハンガリーの秀英であるペレーニの演奏をどう解釈すればよいものか悩む程これまでとは異なる演奏である。民謡を歌っているような望郷の念がひしひしと感じられる静寂。民族への想いが込められているような哀しみを抱えた長い弱音。一種の風格さえ漂う不協和音。淡々と遅いテンポ。或いはこれが本当なのか?と自問を繰り返す事になるただならぬ静かなるチェロの歌!

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