商品コード:1321-048b[ARION] エウテルペ弦楽トリオ D.ラヴァル(pf)/ シューベルト:室内楽集/弦楽トリオ1, 2番 他
商品コード: 1321-048b
商品詳細:シューベルトの室内楽で、これほど楽しく爽やかな演奏もそうあるまい。A面全部とB面の1曲目は弦楽トリオD.581とD.471。PfトリオOp.99、100の2つとは全く異なる明るい曲。B面の終わり2/3は、録音の殆ど無いPf四重奏のアダージョ、ロンド・コンチェルタンテ。13分程の短い曲で録音が極めて少ない。しかし聴いてみると不思議なほど素敵な曲で驚いた。室内楽ファンならば必ずお気に召すはず。何といっても、Pf四重奏曲に人気のフランス人女性ピアニスト、ダニエル・ラヴァル(pf)の参加が嬉しい。ARIONらしい録音されないが良い曲に目を付けた意欲作!当時仏EMIに籍があったダニエル・ラヴァルがどうして録音できたのか不明。ダニエル・ラヴァル参加のアダージョとロンド・コンチェルタンテ D.487は何故録音されないか不思議なほど美しく、シューベルトらしさ溢れる知られざる名曲で名作「鱒」のような雰囲気があるヘ長調作品。ピアノ・トリオを何枚も揃えるより、音楽としてはずっと楽しめる一枚であると信じる! Danielle Laval (ダニエル・ラヴァル)はフランスの女性ピアニスト。3歳よりピアノを始め、5、6歳より本格的にピアノを学び始める。12歳のとき、エコールノルマル音楽院に入学し、クロード・デルヴァンクール、リュセット・デカーヴ 、ジーン・バタラに師事。更にパリ国立高等音楽・舞踊学校に入学し、ピアノの研鑽を積む。ピエール・デルヴォー、アルミン・ジョルダン、アレクサンダー・ラザレフ、ローレンス・フォスター、アラン・ロンバール、パスカル・ヴェロなどの偉大な指揮者と共演を行った。ニーノ・ロータ(ピアノ協奏曲)、ミシェル・ルグランなどの近代作品の録音もある。ダニエル・ラヴァルは、2011年9月にブカレストで開催されたジョージ・エネスク・ピアノ・コンクールの審査委員長に任命された。競争に厳しいフランスの楽壇に於いてこれだけ多くの録音をEMI系のメジャーに残すラヴァルだが、個人情報はあまりに少ないのが実情。実際に録音を聴いて何かを感じていただきたい。ラヴァルはアダージョとロンド・コンチェルタンテ ヘ長調 D.487のみのゲスト参加だがARION録音は珍しい!
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