商品コード:1321-045[ARION] M.デ・ラ・フエンテ指揮/ リュリ:バレエ音楽「アルシディアーヌとポレクサンドル」LWV 9(抜粋)
商品コード: 1321-045
商品詳細:---Wikipedia---ジャン=バティスト・リュリ(1632 - 1687)はフランス・バロック音楽の作曲家。ルイ14世の宮廷楽長および寵臣として、フランス貴族社会で権勢をほしいままにした。元はジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリ(Giovanni Battista Lulli)という名でイタリア人だったが、1661年にフランス国籍を取得した。音楽史の観点からリュリは、バロック音楽中期(1650年~1700年)に属す。通奏低音が曲の推進力となる典型的なバロック様式の音楽を構築し、その後のフランスのバロック音楽に深く影響を残した。少なくとも19曲を作曲したバレエ音楽で「アルシディアーヌとポレクサンドル」は台本イザーク・ド・バンスラードにより1658年作の代表的作品になっている。---Wikipedia---日本で上演されることはまずないが、膨大な量の舞台音楽とフランス作品への理解がないからだろう。バレエ音楽はオペラと異なり歌やセリフがない分、言語の壁がないので親しみ易さはある。日本でもチャイコフスキーだけは毎年公演されるが、それで終わってしまう。フランスのバレエ音楽は当時のフランス王宮文化の体現であり、生演奏の少ないフレンチ・バロック音楽の気分を伝える重要な分野ではあるまいか?ドイツ音楽に席巻されている日本でフレンチ・バロックはマイナーではあるがドイツ音楽とは全く異なる瀟洒でスノッブな気分が味わえるユニークな音楽文化である。フランス・マイナーレーベルのARIONはこれら馴染みの薄いフレンチ・バロックを多く扱っており、然もマイナー作品に光を当てるという方針で好感が持てる。音質は同時代に於ける最高レベルを保持していて、きっと満足いただけるLPと信じる。ラ・フォリア器楽Ens.はARION専属のバロックに特化した団体でどれも様式を捉えた素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
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