商品コード:1321-029[ARION] R.ピヴェトー(vn) J.ステンヘンガ(vc) / Vn・Vcデュオ集/J.レイハ, M&A.ボーラー
商品コード: 1321-029
商品詳細:VnとVcのデュオ曲2曲収録。デュオ・コンチェルタンテと書いてあるが、オケは付かない2重奏。2曲とも明るい曲想で、2台の楽器の妙が楽しめる。ピアノが入らないので、楽器の音がストレートに肌に伝わる。日本では無名の2人だが、ARIONレーベルに録音する演奏家達のレベルは高く、2台とも朗々と楽器を鳴らし、快い。アントニーン・レイハ( 1770 - 1836)はチェコ出身の作曲家、音楽理論家。フランス及びドイツでの活動が長かったことから、フランス名アントワーヌ・ライシャ、ドイツではアントン・ライヒャとされるが当社ではアントニーン・レイハで統一している。ベートーヴェンとは同年生まれで、友人でもある。24曲の木管五重奏曲をはじめとする管楽器のための作品を多数残したため、木管五重奏曲は演奏される機会が多い。1829年、フランスに帰化した。ここではVn・Vcのための2重奏曲 ヘ長調Op.84が演奏される。B面のVn・Vcのための2重奏曲Op.41は、チェロ/コントラバス奏者であったマクシミリアン・ポーラー(1785-1867)とヴァイオリン奏者であったアントン・ポーラー(1783-1852)の兄弟による。2人は音楽家、作曲家であり、ヨーロッパ各地でコンサートツアーを行っていた。兄のマクシミリアンはシュトゥットガルトのヴュルンベルク宮廷楽団員であった。ここに収録された二重奏曲 Op.41はポーラー兄弟の共作の二重奏曲と思われる。Vnは女性でロザリーヌ・ピヴェトー、パリでG.ブリロンに師事。当初兄弟でデュオを組んでいた。CALLIOPE にも録音がある。Vcは男性でジャン・ステンヘンガ、オランダ生まれ。パリでポール・トルトゥリエに師事、オランダ室内o.のソリストになる。2人は出会い、その後結婚してVnとVcのデュオを組むことになる。それぞれ1500年代のPeter Romboutsという古楽器を使用。これは'73年の録音。
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