商品コード:1321-009[VSM] Y.メニューイン, G.エネスク(vn)/ バッハ:2Vn協奏曲, Vnソナタ3番
商品コード: 1321-009
商品詳細:FJLPシリーズはCOLHシリーズより以前、つまり1957年以前のSP復刻シリーズで、COLHより更に音が良い事で定評がある。しかし数が限られており、極めて重要な録音のみ許された番号である。メニューイン/エネスクの2Vn協はその後も繰り返し復刻され、多くの人々に聴かれてきた。当盤が最初のLP復刻に当たる。エネスクの神々しいまでの音をはっきりと捉えた唯一のプレスと言っても良い。エネスクに追いつこうと必死のメニューインも、また貴重な記録。メニューインは、エネスクの演奏に魅了され、10歳のとき自ら申し出て弟子入り。16歳の時の1932年に録音した「2つのヴァイオリンのための協奏曲」はメニューインの初録音で、師エネスクと共演したもの。このデビュー録音がメニューインの星の数ほどある録音の頂点を極めているような印象を持つ。B.1043ではエネスクがメニューインに花を持たせたか第1Vnをメニューインに譲り、自身は第2Vnを担当。この録音の時エネスクは51歳。モントゥーは57歳。エネスクは演奏家としては晩年を迎えていたがモントゥーは長生きをしてステレオ期にも非常に多くの良い録音を残した。この録音を以ってメニューインは神童として世界に知られた。因みに1936年にJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 BWV1041、1933年に第2番BWV1042が何方もメニューインをソロにエネスク/パリ交響楽団で録音され、当BWV1043と合わせ、1960年代初期にCOLH 77でLP化された。尚、当B.1043の初LP化は、1955年頃Vnソナタ3番とカップリングされた当FJLP 5018である。
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