商品詳細：意外にもオイストラフはベートーヴェンの協奏曲録音は3回だけ。これは初回の1950年録音。当時ソ連はSP時代だが、録音技術は高かった。メロディア・初期LPの入荷は殆どない。代わりに初期のアメリカのマイナーレーベルから無許可海賊盤が出ていたが、音質は貧弱なものだった。アレクサンドル・ガウクは1893年生まれ。ソ連の音楽界の大重鎮である。1958年クリュイタンスと入れた仏ステレオ録音(3回目)が有名だがソロは明らかにこちらが良い。まさに絶頂期! 古い録音だけにMELODIYAの中でもプレスは非常に多い。当社では世代と盤質の兼ね合いで価格を細かく調整している。通常より高めに感じたら古く、然も状態の良い盤という事になる。逆に古くても盤質が落ちる盤は安価である。MELODIYAのプレスの種類は多く、世代と盤質を勘案して価格に反映している。またMELODIYAの特徴として、1950年代初期プレスはトレースが難しくまた音質が良いとは限らない。ГОСТ 5289-56あたりから通常の針でも普通にトレースできるようになり音質も安定してくる。そこが西側レーベルと異なる点である。

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