商品コード:1322-034[CALLIOPE] B.ラガセ(org) / シャイト:新タブラトゥーラ第3集-1
商品コード: 1322-034
商品詳細:ベルナール・ラガセ(1930-)はカナダ、ケベック州サンティアシント生まれのオルガン奏者兼チェンバロ奏者。ラガセと聴いてCALLIOPEのチェンバロ奏者ミレイユ・ラガセを思い出した方はフレンチ・レーベル通又はバッハ通である。ミレイユ・ラガセはベルナール・ラガセの妻である。1950年にモントリオールのセントジャン・バプティス・トローマカトリック教会の正式なオルガン奏者に任命された。1945年から1955年にかけてアンドレ・マルシャル(オルガン)に師事。1956年に彼はアントン・ハイラーの下でウィーンで働き、イゾルデ・アールグリム、イータ・ハーリヒ・シュナイダー、ルッジェーロ・ジェルリンからチェンバロを学んだ。1957年にモントリオールに戻ったベルナール・ラガセは、1957年から1978年までケベック音楽院(CMM)で教鞭を執り、1978年にコンコルディア大学のスタッフに任命された。夏の間はカナダ・アマチュアミュージシャン・ミュージックセンター(CAMMAC)で教鞭を執った。彼はイギリス、ベルギー、フランス、アイルランド、カナダでの国際オルガン・コンクールの審査員を務めた。彼はオルガン・レパートリーの重要な作品のほとんどを演奏してきたが、バーナード・ラガセはバロック音楽、特にバッハのスペシャリストと見なされている。欧州レーベルへの録音は限定的な為、欧州では知られていないがARIONに録音があることが彼の名声を物語る。1990年代にAnalektaというカナダのレーベルにCDでバッハ:オルガン作品全集を録音している。バッハを得意とするオルガン奏者だけにARIONではなく妻と同じくCALLIOPEに入れた録音も良い。なおベルナール・ラガセはシャイト作品を連番(CAL 1747-50)4枚に箱で録音していて、これはその中の単売りのVol.1である。ザムエル・シャイト( 1587 - 1653)は 神聖ローマ帝国、ハレ・アン・デア・ザーレ(現ドイツ)で生まれた作曲家。1585年生まれのハインリヒ・シュッツ、1586年生まれのヨハン・ヘルマン・シャインとともに、ドイツバロックの3Sと呼ばれる。シャイトはドイツバロック期におけるオルガン曲の作曲家として国際的に名声を得た初めての人物であり、また宗教改革の結果確立された北ドイツ様式の最盛期の作曲家の一人でもある。シャイトのオルガン曲は当時非常に有名であったが、その後バッハの音楽の陰に隠れてしまった。バッハより100年前のオルガン曲を知るのに最適な1枚。意外なほど完成された曲で驚かれるだろう。
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