商品コード:1322-030p[CALLIOPE] H.バルダ(pf) / ショパン:Pfソナタ2番「葬送」, 3番
商品コード: 1322-030p
商品詳細:アンリ・バルダはカイロ生まれのフランス人男性ピアニスト。ポーランドのピアニスト、イグナス・ティーガーマンに師事。その後パリでラザール・レヴィに師事した後、パリ音楽院に入学し、ジョセフ・ベンヴェヌーティとジャン・ユボーの友情と助言を受けて、ピアノと室内楽で一等賞を獲得した。その後、ニューヨークのジュリアード音楽院に 4 年間入学し、カルロ・ ビューラー、ベヴァリッジ・ウェブスター、ポール・マカノヴィツキーに師事し、執筆と教育学のクラスに参加してトレーニングを完成させた。彼が受け取った卒業証書には、特別な栄誉が添えられていた。アンリ・バルダはヨーロッパとアメリカの両方で演奏し、日本でも広範囲にツアーを行い、NHK オーケストラと共演。フランス国内外の数多くの音楽祭に招待され、ジャン=ジャック・カントロフと共作したリストのヴァイオリンとピアノのための作品集(フランツ・リスト・ブダペスト国際賞、1978年)や、ショパンのソナタ3曲(ワルシャワのフレデリック・ショパン国際賞、1990年)を得ている。パリ音楽院のピアノ教授である。CALLIOPEに数点の録音を残し、人気の高いラヴェルの室内楽録音にも参加している。少なくとも2011年頃までの録音を確認している。聴いた印象では非常にスケールが大きく振幅の幅が広いタイプのピアニスト。同じCALLIOPEの技巧派バラジャとは異なり、パリ音楽院のスタイルを現代的に進化させたようなスタイルである。まったりしたところはなく、スピード感のあるタッチだが根底には伝統的で古風な表現手法があることがわかる。パリ音楽院派といえども、世界の潮流に洗礼を受けており、フランソワのようなタイプが次々に現れるということはない。ロシアンスクールも多少なりとも影響を与えている。今日のコンサートで普通になっているパワーとスピードを武器にしたタイプの現代風ピアニストである。ARIONで共演したカントロフのとのソナタでは強烈な高い難易度の技を披露する技巧派でもある。
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