商品コード:1322-028[CALLIOPE] L.ユルバン(fl) S.ドゥガ(pf) E.ペクラール(vc) / ウェーバー:Pf・Fl・Vc・のための三重奏曲 他
商品コード: 1322-028
商品詳細:リュック・ユルバン。1970年代CALLIOPEをメインに仏マイナー・レーベルで活躍したフルート奏者。1930年代仏生まれ? 17歳でドゥエ音楽院で学び、R.ブラダン、マリオンらとORTFで活動、その後パイヤール室内o.等にも参加。同じCALLIOPEにバッハのフルート・ソナタ集やモーツァルトの四重奏集がある。1970年代フランスのレーベルであるCALLIOPEはフルート奏者にとっては憧れを持つレーベルに違いない。ユルバンを中心に多くのフルート作品の録音を行った。フランス人のユルバンの音はランパルほど明るすぎず、かといってドイツ系奏者ほど渋すぎない、適度な音色であり価格も手が届く範囲。手軽に聴けるフレンチ・フルート奏者である。彼はフランスの小さいが個性あるマイナーレーベルであるCALLIOPEの専属となった。音質も良く内容も吟味されたレーベルで、無伴奏Vcソナタではアンドレ・ナヴァラが担当したくらいである。有名でなくともユルバンの実力は折り紙付き。又ユルバンは日本のムラマツ・フルートを使っている。ここではジャケットに記載はないが確かだと思われる。これはプレスが非常に少なかったようで当社28年間の入荷記録でも初入荷となる。ムラマツ・フルートの音はやはり特徴的で、それを楽しむならこれは素晴らしいLPである。CALLIOPEは高音質録音で知られるレーベルで1970年代録音だが1960年代にも負けないクオリティを誇る。ユルバンの特長とともにムラマツ・フルートの音を楽しめる録音である。ここでは珍しいウェーバーの室内楽作品を取り上げた。A面がユルバン参加のPf・Fl・Vc・のための三重奏曲。短調作品でフルートの悲しげな表情もまた良い。B面2曲はチェロとピアノの小品2曲である。先頭の「アダージョとロンド」はよく演奏される曲。2曲目の「アンダンテと変奏」は有名なチェロでもあまり録音しない曲だろう。1980年代録音だが1970年代にも負けないクオリティを誇る。かなりの珍品!チェロ奏者、エティエンヌ・ペクラール(1946-)はフランス生まれ。ブザンソン音楽院で学び、 1962年にチェロで第1位を獲得した後、パリ音楽院でアンドレ・ナヴァラのクラスへ入学し、 1967年に第1位を獲得し、室内楽ではジャック・フェヴリエとジョゼフ・カルヴェ(それぞれ第1位)に師事した。 1967 /68年に室内楽部門で第 1位を受賞の実力者。ピアノのシルヴィ・ドゥガ(Sylvie Dugas)に関しては不明。この呼び方で正しいかも不明。B面の録音はCALLIOPEには珍しくややエコー分が多い。
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