商品コード:1322-021[CALLIOPE] H.ドリュアール(cl)/ ブラームス:Clソナタ1, 2番

[ 1322-021 ] Brahms, Henri Druart, Annie d'Arco – Les Deux Sonates Pour Clarinette Et Piano Op. 120



通常価格:¥ 8,800 税込

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商品コード: 1322-021

作品名:ブラームス:Clソナタ1番Op.120-1 | Clソナタ2番Op.120-2
演奏者:H.ドリュアール(cl)A.ダルコ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1605
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀/黒竪琴内溝,2時にMade in France(ラウンド黒文字),9時にもMade in France(横黒文字),3時にGravure Universelle 33T. 1/3,グルーヴガード厚,表記されたレコード番号:CAL 1605,Rights Society:DP,(P)なし,Price Code:なし,スタンパー/マトリクス:XX CAL 1605 A.T1 L◇/CAL 1605 LPL 4502 2Y DU1 380 CIDIS (ラウンド小文字スタンパー・CALLIOPE/IPG・仏PHILIPSタイプ),CALLIOPE録音・製造を示すXX CAL***/CAL***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用,カッティング担当:不明,補助マトリクス:-/A,再補助マトリクス:なし,CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた,1970年代のスタンパーを用いた1976年頃の製造分,これより古いレーベル存在せず(別タイプ存在する可能性あるが最古は間違いない),最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず(両面でスタンパー会社が異なるレアケース・プレスはCIDIS),カッティング担当:C.I.D.I.S. Louviers,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,CALLIOPE音源のCALLIOPE制作プレス不明,工場:Compagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Son/CIDIS.Phonogram, Antony,オリジナル,original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート・蓋付き,2時に灰ベースで縦型楕円 竪琴ロゴとCALLIOPE 枠下にGravure Universelle,表記されたジャケット番号:CAL 1605,Price Code:80 PK,背文字:あり(灰色・クリーム背景),(P)(C)なし(1976年頃と思われる),ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Calliope.Jacques Le Calvé,印刷:Imprimé Glory. 92604 Asnières,配給:WEA Filipacchi Music,見開きジャケットの最初期分,これより古いジャケットが存在せず,オリジナル,original
トピックス:1975年11月パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1976年頃Calliope.Jacques Le Calvéによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1605(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 入荷の少ない希少タイトル!ドリュアールは1973年にパリ管弦楽団弦楽四重奏団とクラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115を録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, CALLIOPEのプレスは同時期に2種以上ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレスと大別される, 厳密な順番があるか不明だが一応灰/黒竪琴浅レーベルが初期と考えられる(100%ではない)・何方か片方のみのプレスの場合と2~3種混在する番号がありプレスの順序付けは難しいのが実情, 黒竪琴浅レーベルにも数種あり, これは自社特約工場を持たないため起こる現象, 工場はその都度異なる・CALLIOPEはフランス・マイナーレーベルの中でも特に高音質録音で知られるレーベル

商品詳細:アンリ・ドリュアール(1919-2011)はフランス・カルヴィン生まれの伝説的なクラリネット奏者。1938年にパリ音楽院のオーギュスト・ペリエのクラスを一等賞で卒業したドリュアール。1947年にジュネーヴ国際音楽コンクールで第1位を獲得した。彼は1947年から1964年まで音楽院音楽協会および共和国防衛隊の大オーケストラでソロ・クラリネットの役職を務めた。その後コンセール・ラムルー管弦楽団やパリ音楽院管弦楽団、オペラ=コミック座管弦楽団、そしてパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団(吹奏楽団)という錚々たる名門で活躍した後、1967年に創設されたパリ管弦楽団の初代首席クラリネット奏者に就任。1981年に退団するまでミュンシュやカラヤン、プレートルなど世界的巨匠たちと共演を重ね、アンリ・デュティユーやフランシーヌ・オーバンと親交を温めたという特筆すべき経歴の持ち主である。まさにフランスにおけるクラリネット界のレジェンドという存在。1964年、彼はリュエイユ マルメゾン市立音楽院の初代院長を務め、その後退職するまで同学のクラリネット科の教授を務めた。アンリ・ドリュアールはレジオン・ドヌール勲章の騎士、アカデミック・パームスの役員、そしてパリ市の銀メダルを授与されている。日本では全く無名に等しいが、録音もAmphion、Decca、Calliopeに1枚ずつ存在する。クラリネットに関する著書も出している(進化 - 現代クラリネットのための 10 の研究/Alphonse Leduc 発行)。無名の若手発掘に力を発揮するCALLIOPEだが、今回は隠れた大物を引っ張り出してきた。1975年の録音なのでドリュアールが56歳の時である。流石に含蓄深い演奏であり、非常に渋い趣きのある表情のソナタ。いかにもその道の熟達者という佇まいという雰囲気で決して大きな音を出すわけではないが、ぐっと心を掴まれる憎い演奏である。とてもフランス人らしさが感じられない落ち着いた印象で、有名なエティエンヌやドレクレーズ等のよく知られたフランス人クラリネット奏者とは全くタイプが異なる。他のブラームス:クラリネット・ソナタ録音と比べても、大人しい演奏で、目立たないが噛むほどに味わいを深める貴重な録音である!

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