商品コード:1322-001[CONTREPOINT] J.シュタルケル(vc) / バッハ:無伴奏Vc組曲1, 4番

[ 1322-001 ] Janos Starker, Bach ‎– Suites For Unaccompanied Violoncello No.1 No.4


通常価格:¥ 22,000 税込

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商品コード: 1322-001

作品名:バッハ:無伴奏Vc組曲1番B.1007 | 無伴奏Vc組曲4番B.1010
演奏者:J.シュタルケル(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:CONTREPOINT
レコード番号:MC 20047
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---緑/赤C中溝,12時にPeriod New-Yprk(横赤文字),6時にMade in France,フラット重量,表記されたレコード番号:M.C. 20.047,Price Code:なし,(P)なし,Rights Society:DP,スタンパー/マトリクス:E3-OP-7505-1 B1 E1/E3-OP-7506-1 B1 C1 (ラウンド小文字スタンパー・Period /CONTREPOINTタイプ),Period音源を示すE3-OP-***で始まりレコード番号を含まない米国型専用マトリクス使用,補助マトリクス:PB 3E8/PB 3E9,再補助マトリクス:面割マトリクス:SPL 582 A/SPL 582 B,1950年代のスタンパーを使った1954年頃製造分,フランスでこれより古いレーベル存在せず,フランスで最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在するか不明,ステレオ存在せず,RIAAカーヴである,Period音源のCONTREPOINT製作プレス不明,工場:不明,フランスでのオリジナル,original in Fr.
ジャケット:【フランスのオリジナル】---表ツヤペラ,表記されたジャケット番号:MC 20.047,Price Code:Série Artistique,背文字:なし(初期の証拠),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,(P)(C)なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである),写製作:Disques Contrepoint VOGUE p.i.p,印刷:記載なし・フランス製,ジャケは1種のみと思われる,フランスでこれより古いジャケット存在せず,フランスのオリジナル,original in Fr.
トピックス:【初入荷の超希少プレス!】---1951年米国でのモノラル録音, 録音詳細不明だが技師は以前よりピーター・バルトークとの指摘がある, プロデューサー:不明(フランスではJean Witold), 米国では1953年頃PERIOD:SPLP 582(アズキ/銀レーベル・フラット盤・厚紙ジャケット入り)→1954年頃SPL 582(赤/黒/白のストロボ・レーベル)でリリース, 英国では1954-5年頃NIXA:PLP 582(当装丁)で初リリース, フランスでは1954年頃CONTREPOINT:MC 20047(当装丁)にて初リリース, PERIODには同じ頃無伴奏Vcソナタ3/6番SPLP 543とSPL 543が存在する・NIXA:PLP 543, 2/5番の録音は無い, その後英COLIMBIA→Mercuryへと2回全曲録音を行った, これは初回録音のフランス・オリジナルで音楽性重視の方には米国PERIODよりお勧め, 当社初入荷の超希少プレス, オリジナル重視/強い音質派の方にはPERIODをお勧め, フランス盤の音はNIXAに近いがより華やかな印象ではっきりしている・勿論非常に太い音, 3/6番のフランス盤も存在すると思われるが番号不明, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:シュタルケルの無伴奏は、一つの完成された形の原形として、是非聴いておくべき演奏だと思うが、難点は高価な点である。英COLUMBIAとMercuryに2回の全曲録音を行ったことはよく知られている。無伴奏に人生を懸けたチェリストの一人に間違いはない。どちらも良い演奏として知られるが2つの全曲録音以前に2/5番を除く4曲の録音が米国PERIODにある。これはその一つ。ヤーノシュ・シュタルケル(1924- 2013)はハンガリー、ブダペスト生まれのチェリスト、音楽教育者。7歳でブダペスト音楽院に入学を許されるほど、幼い頃からその天賦の才能を発揮した。音楽院ではアドルフ・シッファーに師事した。1945年にブダペスト国立歌劇場管弦楽団およびブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。また、ピアニストのジェルジ・シェベークらとピアノ・トリオを結成し活躍した。フランス滞在中20枚ほどSPレコードを録音したが、その中の1枚コダーイの無伴奏チェロソナタが1948年のディスク大賞 (Grand Prix du Disque) を獲得した。1948年、アンタル・ドラティの招きでシュタルケルはダラス交響楽団の首席チェリストに就任した。この時には、アメリカへの移住を既に決意していたという。翌1949年にはフリッツ・ライナーの招きを受けて、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席チェリストに就任。1953年ライナーがシカゴ交響楽団に移るのに伴って移籍、1958年まで在籍した。渡米直後、シュタルケルは、オーナーがハンガリー人だという理由でPERIOD(ピリオド)という小さなレーベルと契約した。1950年このレーベルで録音したコダーイの無伴奏チェロソナタでセンセーションを巻き起こし、1952年頃まで数点の録音を行った。PERIOD時代こそシュタルケルの原点といえる。その数点の中にバッハ:無伴奏Vc組曲4曲が含まれている。この4曲こそがLPで録音された世界初の録音とみて間違いなだろう。日本でも「松ヤニの飛び散るのが聴こえるような音」という名フレーズを生んだことでも有名なバルトークの二男、ピーター・バルトークが行ったと思われる録音である。これまで米国PERIODで何度も再版された録音。英国でも1954年頃NIXAレーベルから発売された。欧州ではそれで全てと考えていたがフランスでも米国PERIODの窓口となったCONTREPOINTというマイナーレーベルがあり、CONTREPOINTから出た現物が今回初めて入荷したので興味を持って聴いたが音質はNIXAに近く、やや華やかな印象を持った。PERIODと異なり落ち着いた音質である。とにかく派手でダイナミックな音が良い方には迷うわず米国PERIOD初期盤をお薦めする。CONTREPOINTは最も希少な1950年代プレスだろう。3/6番のフランスプレスも存在すると思われるが番号不明。

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