商品コード:1323-058[VERSAILLES] E.ガルシア指揮/ ロッシーニ:6つの弦楽のための弦楽ソナタ集~4番, 小ミサ・ソレムニス
商品コード: 1323-058
商品詳細:フランスのVERSAILLESレーベルと聞いて心踊る方は相当の通の方である。1950年代にクラシックとジャズの高音質LPを製造していたフランスの古いレーベルである。これはその中でも希少なロッシーニの弦楽ソナタと小ミサ・ソソレムニスを収めた2枚組で、弦楽ソナタは6曲ある中から4番のみの1曲で1枚目のA面を使用。1枚目のB面と2枚目を使ってと小ミサ・ソレムニスが入る。弦楽ソナタはエットール・ガルシアが指揮。ミラノ・パラディウムo.という室内オケによる演奏。小ミサ・ソレムニスはグイド・カメルッチ指揮のミラノ・パラディウムo.とその合唱団による。おそらくイタリアのミラノでの録音と思われる。弦楽ソナタは弦楽と付くように弦楽オーケストラで演奏されることが多い曲。稀に弦楽四重奏団での録音もある。ロッシーニの数少ない弦楽作品の一つ。小ミサ・ソソレムニスは小荘厳ミサ曲とも呼ばれ、1864年の初稿は声楽(ソプラノ、アルト、テノール、バスの4声部)に2台ピアノとハルモニウムの伴奏という珍しい編成であったが、1868年ロッシーニ自らて管弦楽による伴奏に改作した。近年の演奏ではソロ歌手と室内オーケストラが一般的である。録音のすくない宗教作品だが、イタリアのモーツァルトと呼ばれたロッシーニの作品である。イタリア的であり、それほど深刻な雰囲気の宗教曲ではない。合唱に重きがおかれ、合唱の動きが活動的でロッシーニらしさが溢れる不思議な雰囲気を持つ宗教曲である。弦楽ソナタに関心がある方に取っては1面だけとなるが、イタリア人指揮者による演奏はそれなりに説得力がある。珍しいプレスで2度目はないと思われる。
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