商品コード:1323-046[Charlin] K.リンケ指揮/ ラフマニノフ:無伴奏の混声合唱のための徹夜祷~13曲

[ 1323-046 ] Rachmaninov / Marie-Louise Gilles, Günther Schmitz, Chœur Saint-Jean-Damascène Dir: Karl Linke – La Grande Louange Du Soir Et Du Matin



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作品名:ラフマニノフ:無伴奏の混声合唱のための徹夜祷 Op.37(全15曲中の先頭から13曲)/1.来たれわれらの王、神に--2.(首誦聖詠:第103聖詠:詩篇第104篇)わが霊(たましい)や主を讃め(ほめ)あげよ--3.第一カフィズマ)悪人の謀(はかりごと)に行かざる人は福(さいわい)なり--4.(聖入)聖にして福たる常生(じょうせい)なる天の父--5.(聖抱神者シメオンの祝文)主宰や今 爾(なんじ)の言(ことば)にしたがい--6.生神童貞女(しょうしんどうていじょ)や慶べよ--7.六段の聖詠:6つの詩篇)至(いと)高きには光栄--8.(多油祭)主の名を讃め(ほめ)あげよ-- | -- 9.主よ爾(なんじ)は崇め(あがめ)讃め(ほめ)らる--10.ハリストスの復活を見て--11.わが心は主を崇め--12.(大詠頌)至(いと)高きには光栄 神に帰し--13.(定規のトロパリ、奇数調) 今 救いは世界に及べり
演奏者:K.リンケ指揮エッセン・ダマスカスのヨハネcho. M.L.ジル(a)G.シュミッツ(t)
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:AMS 33
M/S:ステレオ, stereo(stéréo compatible)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面3時に極小6回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白/アズキ,Musica Sacra,9時にSTÉRÉO COMPATIBLE,3時にMade in France(ラウンド・アズキ文字),6時にCoproduction Schwann Düsseldorf,グルーヴガード厚手,表記されたレコード番号:AMS 33,(P)なし,Rights Society:記載なし,Price Code:なし,スタンパー/マトリクス:AMS 33 A /AMS 33 B (ラウンド小文字スタンパー・A Charlin/Pathéタイプ),A Charlin製造を示すAMS**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用,補助マトリクス:ラウンド・M6スタンパー・M6 274920/M6 274920,再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire):YPARTX 54857 2/YPARTX 54858 2,ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス,1970年代のスタンパーを用いた1972年頃の製造分,旧字体ロゴレーベル存在せず,これより古いレーベル存在せず,フランスでの最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,Schwann=Disques A Charlin共同制作音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou,フランスでのオリジナル,original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---天使共通デザイン・茶系両面紙ペラ,7時にAnthologie "Musica Sacra" Disques Charlin Coproduction Schwann/Düsseldorf,スポンジ存在せず,表記されたジャケット番号:AMS 33,Price Code:Ⓐ,背文字:あり(黒色・白紙背景・上下絞り緑),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:Edition André Charlin,印刷:記載なし・フランス製,供給:Mondiodis,天使共通デザインの最初期分,折返ジャケット存在せず,これより古いジャケット存在せず,フランスでのオリジナル,original in Fr.
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少プレス!】---1972年頃パリ・シャンゼリゼ録音センターでのステレオ録音, 録音技師:André Charlin(本人による), プロデューサー:André Charlin(兼任と思われる・記載なし), 編集/カッティングマスター:André Charlin(兼任と思われる・記載なし), 1972年頃Edition André Charlin, によりコピーライト登録・同年Disques A Charlin:AMS 33(当装丁)にて初リリースと思われる, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, フランス盤は当社初入荷の希少プレス!ステレオ・オーディオファイルLP, ドイツでは1972年頃Schwann:AMS 33にて初リリース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ラフマニノフの『徹夜祷』(てつやとう)はた正教会の奉神礼音楽である。正教会の公祈祷の形式の一つである徹夜祷に基づく作品であり、1910年に作曲された『聖金口イオアン聖体礼儀』Op.31と並ぶラフマニノフの奉神礼音楽の大作である。無伴奏の混声合唱のための作品で、歌唱は教会スラヴ語によって行われる。日本では『晩祷』(ばんとう)と呼ばれることも多い。これは必ずしも誤りではないが『徹夜祷』と訳す方がより正確である。正教会の宗教音楽なのでローマ・カトリックの宗教音楽とは多少雰囲気が異なる。スラヴ語で歌われる点も大いに関係する。1917年にはロシア革命が起こり、無神論を掲げるソビエト連邦の体制になると宗教音楽の演奏は禁止されるようになった。一方ラフマニノフが生活の拠点を移した西側諸国でも正教会の奉神礼音楽が日の目を見るような状況にはなく、この作品は作曲後まもなく埋もれた状態になってしまった。旧ソ連の作曲家に宗教音楽が少ないのはそのためである。正教会の奉神礼祝文のうち、徹夜祷を構成する3つの部分(晩課・早課・第一時課)に曲付けされている。第1曲から第6曲までが晩課、第7曲から第14曲までが早課、最後の第15曲が第一時課に対応する。この録音では全15曲中先頭の13曲しか収録されていない。録音されたが時間の都合でカットされたと見るべきだろう。ア・カペラで歌われ器楽は一切登場しないため、非常に敬虔な雰囲気が出る。アルト歌手のマリー・ルイーズ・ジルが合唱を先導するような形で曲が進行する。合唱はドイツ・エッセンのヨハネ・ダマスケヌス合唱団との記載だが、これは聖人伝説の一人(アラブ系 キリスト教の修道士)である「ダマスカスのヨハネ」とみるべきだろう。したがってエッセン・ダマスカスのヨハネ合唱団とした。彼等が全員パリのシャンゼリゼにあるシャルラン直轄のパリ・シャンゼリゼ録音センターまで出向いて行われた録音。指揮はこの合唱団の指揮者であるドイツ人合唱指揮者のカール・リンケ。合唱曲の録音は非常に難しく、設備が整い、勝手知ったる自分のパリ・シャンゼリゼ録音センターでやるのが一番だが、規模が大きいとそうもいかない。今回はパリで行ったことでスンナリと上手くいったのではないだろうか? ロシア系作品と言えども大作曲家の作品である。しかも音質も良い、敬遠する手はないだろう。ワン・ポイントマイク録音が功を奏し、素晴らしい空間認識が感じられる録音!

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