商品コード:1323-045[Charlin] J.プレーガー, W.バウアー(org) / モーツァルト:Org作品集(全11曲)
商品コード: 1323-045
商品詳細:オルガン奏者2人、ヨハネス・プレーガーとヴォルフガング・バウアーによるモーツァルトのオルガン作品集である。使用オルガンはStumm-Orgel in Kirchheimbolanden (1745)--キルヒハイムボランデンのシュトゥム・オルゲル (1745)との解説から1台のオルガンで演奏しているような印象を受けた。交代で弾いているのか、或いはピアノ連弾のように2人で同時に弾いているのか分からない。そもそもオルガンはひとりで3声部が同時に演奏可能な楽器である。曲目は大半がピアノ独奏用作品からの編曲で、なかにはオリジナルのオルガン作品も混じる程度。全10曲を選曲して仕上げたモーツァルト:Org作品集となっている。勿論録音はAndre Charlin(アンドレ・シャルラン)自身が行い、プロデューサーは長年のコンビであるCarl De Nys(カール・ド・ニ)が務める。1972年の発売なので1971-72年頃の録音と推測できる。Disques A Charlinはデータを公表しないレーベルなので多くが推測になる。またレコード番号と録音年・発売年の相関が曖昧なレーベルであることがレコード業者泣かせである。最も大半のレコード業者にとって録音年・発売年は意味のないデータとなっているが。録音場所はドイツ・ラインラント=プファルツ州ドナースベルク郡キルヒハイムボーランデンにある古城を改装したパウルス教会で行われた。アンドレ・シャルランとカール・ド・ニも現地に赴いたと思われる。この教会は1739 年に建設された。オルガンは 1745 年の夏にスタム工房により設置され、以降ずっと使われている。スタム工房に現存する最大のオルガンである。モーツァルト オルガンと呼ばれ、ヨハン ・ミヒャエル・シュトゥムによる最後のバロック オルガンの 1 つ。 1778 年にモーツァルトが訪問し、弾いた歴史がある。それは街で最も有名な観光スポットの 1 つになっている。1963 年から 1966 年にかけて部分的な改修が行われた。シャルランがこの辺鄙な教会のオルガンを選んだ理由はこれで判明した。モーツァルトが弾いたものと同じオルガンで録音することに意味がある。これらの小品や編曲作品は録音される機会はほぼなく、貴重なモーツァルト:Org作品集。勿論音質も良い。ドイツ域内で録音する場合、独SCHWANNとの共同制作の形となり、レーベルにもSCHWANNのロゴが印刷される。Schwannの Musica Sacraシリーズは"Klangarchiv für Kirchenmusik"を「教会音楽のサウンドアーカイブ」意味する。Schwannレーベルにのみ存在するシリーズである(例外あり)。AMS番号が使われる。フランスまたはドイツ以外での録音はSCHWANNとの共同制作はなくCL---またはSLC--番号が使われる。Musica Sacraシリーズはフランス/ドイツが同一レコ―ド番号になる。
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