商品コード:1323-038[Charlin] J.アラン指揮 /フランク:オラトリオ「至福」

[ 1323-038 ] Franck – Les Béatitudes



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商品コード: 1323-038

作品名:フランク:オラトリオ「至福」/--Prologue「プロローグ」--1re Béatitude「心の貧しい人は幸いである」--2e Béatitude「柔和な者は幸いである」-- 3e Béatitude「悲しむ者は幸いである」 --4e Béatitude「義に飢え渇いている者は幸いである」-- 5e Béatitude (Début)「あわれみ深い者は幸いである」-- | -- 5e Béatitude (Entrée Du Christ)--6e Béatitude「心のきよい者は幸いである」--7e Béatitude「平和をつくる者は幸いである」-- 8e Béatitude「義のために迫害されている者は幸いである」
演奏者:J.アラン指揮パリ・アカデミーso. エリザベート・ブラッスールcho./シャイヨー児童cho D.モンテーユ(s)S.クーデル(ms)M.ケリ(ca) 他P.コシュロー(org)---ノートルダム寺院付きオルガニスト
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:CL 3-4
M/S:ステレオ, stereo(stéréo compatible)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, スリットケース入り2枚組, 2 single records
評価/レコード:6 : キズはなくスポンジダメージ
評価/ジャケット:A
キズ情報:スポンジダメージを除去し更に洗浄したが背景音は多少残る,キズはないが6とした
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白/アズキ段付・6時に馬のマーク付き特殊レーベル,9時にSTÉRÉO COMPATIBLE,グルーヴガード厚手,表記されたレコード番号:CL 3/CL 4,Ⓟなし,Rights Society:DP,Price Code:なし,スタンパー/マトリクス:CL 3 A3 /CL 3 B2・CL 4 A6/CL 4 B6 (ラウンド小文字スタンパー・A Charlin/Pathéタイプ),A Charlin製造を示すCL**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用,補助マトリクス:ラウンド・M6スタンパー・M6 222422/M6 222423・M6 223082/M6 223083,再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire):YPARTX 50523 2/YPARTX 50524 2・YPARTX 50525 5/YPARTX 50526 4,ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス,1960年代のスタンパーを用いた1970年頃の製造分,白/アズキ段付で6時に乗馬マークが付く特殊デザインレーベル存在の最初期分(大半にス分自ダメージあり),これより古いレーベル存在せず,最古レーベル・最厚プレスではない,更に古いマトリクス存在する,モノラル存在せず,RIAAカーヴである,Disques A Charlin音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス,ノーマル・カップリング,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou,オリジナル,original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---外周5面灰クロス紙表ツヤスリット・ケース,4時にA Charlin DISQUES,スポンジ付き内袋はラップで保護した(粉が飛散するため),解説はスポンジ付き内袋に印刷,表記されたジャケット番号:CL- 3・4,Price Code:なし,背文字:あり(印刷後貼り),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる),製作:Edition André Charlin,印刷:Imprimerie Chaumès-Vincennes,供給:Mondiodis,共通デザインジャケットは存在せず,スリップケース入り(スポンジ付き)がの最初期分,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1962年パリ・ノートルダム寺院でのステレオ録音, 録音技師:Andre Charlin, プロデューサー:Carl De Nys, 編集/カッティングマスター:Andre Charlin(記載なし), 1963年Edition André Charlinによりコピーライト登録・同年Disques A Charlin:CL 3-4(白/アズキ段付・6時に乗馬マークが付く特殊デザインレーベル・スリップケース入り入り)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 但し段付で6時に乗馬ロゴが付く特殊デザインレーベルに大半がスポンジダメージに侵されているので使用に絶えるプレスは少ない(当盤相当), 実用上は通常の白/アズキレーベル・Wジャケット入りをお勧めする, 当盤もスポンジダメージがあったが丁寧にスポンジを除去し更に洗浄したので再生は可能である・但し100%は取れないので背景に軽度のプチパチ音が全体を通して出る・キズはないが6とした, Disques A Charlinの中でも特に重要な録音の一つ!ジャケットに開きに録音風景が写真と図解で解説あり, 状態の良いプレスの入荷は極めて少ない!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★++

商品詳細:セザール・フランクのオラトリオ「至福」は1869~1879年の作。この曲はジョゼフィーヌ・コロムによるマタイの福音書をテクストとしている。パリでの完全な演奏は1893年3月19日のコンセール・コロンヌによる演奏が最初となった。日本初演は1974年9月15日に東京文化会館で行われた。演奏時間は約2時間弱であり、フランク作品の中でも最大規模である。フランクにとって自信作だったにもかかわらず、その長大さや構成の単調さから演奏機会は決して多くない。フランクの死後から1920年代までは特に人気のある作品だった。ダンディは「過去長い間の音楽の発展において一席を占める紛れもなく極めて偉大な作品」と評したのに対し、クロード・ドビュッシーは「少し安易にドラマティックに流れる」が「どこを切っても同じ美しい音楽しか出てこない」と述べている。ノルベール・デュフルクは「いくらか長すぎるところや短すぎるところがあるにもかかわらず、フランス語によるオラトリオの模範として残る作品」と評している。ヘルムート・リリング、ラファエル・クーベリック、アルミン・ジョルダン等も録音しているがジャケットには世界初録音と表記があり、ジャケット裏には「人間の価値を守るためのユネスコの素晴らしい取り組みに敬意を表して(En Hommage A L'Unesco pour son magnifique travail de sauvegarde des valeurs humaines)との但し書きが添えられている。またChamps-Élysées Recordsとの共同制作の表記があり、Champs-Élysées Recordsなる組織が何らかの利害関係を持っていたものと思われる。シャルランは時に大掛かりな宗教作品の録音を過去にも行っている。1965年にスペイン・バルセロナで「ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(管弦楽版)」を録音している。やはり2枚組のWジャケットで発売された。これは久々の大作録音で1962年パリ・ノートルダム寺院で行った。シャルランは1970年代に入ると弟子に録音を任せるようになるが、大作は自分が出てくる。世界初録音とくれば当然だろう。オラトリオ作品の大半がドイツ語で書かれているが、これはフランス語のオラトリオ。気合が入るのも当然だろう。やはりシャルラン録音特有の無の空間から突然音が降って来るような独特の雰囲気が感じられるワン・ポイント録音。規模の広い教会内部をイメージさせる最良の録音手段で間違いないだろう。宗教作品の録音を大量に手掛けたERATOでさえ、この雰囲気を出すことは出来なかった。ここにシャルランの録音技術の集大成がある。柔らかく穏やかなテノールが闇の中から浮かび上がり、大海に包まれるような合唱の響きは、曲を超越した芸術である。興味の薄い方もこの録音を聴けばワン・ポイント録音を理解されるだろう。指揮者のジャン・アランに関する情報はないが、マリ・クレール・アランの兄ジャン・アラン( 1911 - 1940)の血縁者の可能性がある。

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