商品コード:1323-029n[MELODIYA] V.クライネフ, V.ヴィアルド, V.スカナヴィ(pf)/ モーツァルト:3Pf協奏曲7番「ロードロン・コンチェルト」, 2Pf協奏曲10番

[ 1323-029n ] Mozart - Vladimir Krainev, Vladimir Viardo, Vladimir Skanavi, Saulius Sondeckis



通常価格:¥ 8,800 税込

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商品コード: 1323-029n

作品名:モーツァルト:3台のためのPf協奏曲7番K.242「ロードロン・コンチェルト」 | 2台のためのPf協奏曲10番K.365
演奏者:V.クライネフ,V.ヴィアルド,V.スカナヴィ(pf)S.ソンデツキス指揮リトアニア室内o.
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:A10 00513
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---赤/黒ゴシック,CTEPEO ○○33,グルーヴガード厚手,ГОСТ 5289-88,TУ-なし,Repertoire group:Вторая гр-2,Price Code:2-25,Год выпуска(発行年):1990,スタンパー/マトリクス:A10-00513 1-2 DMM/A10-00514 1-1 DMM (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ),プレ・メロディア・レーベル存在せず,DL/SLレーベル存在せず,1990年代のスタンパーによる1990年頃の製造分,これより古いレーベル存在せず,旧ソ連での最古レーベル・最厚プレス世代である,ГОСТ 5289-88が最初(当盤),更に古いマトリクス存在するか不明,モノラル存在せず,RIIAAカーヴである,露語表記/国内仕様,MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス,モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプレレフスキー工場製作,旧ソ連でのオリジナル世代,original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ),MELODIYA DIGITAL,表記されたジャケット番号:A10 00513 008,Price Code:Цена 2 руб. 50 коп.,背文字:あり(黒色・白背景),露/英語表記・国内/輸出共用仕様,(C)1989,ジャケット裏年号:Apt. 11-8 Зак.358-Тираж-3190 ,製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок/ВТПО "Фирма Мелодия",これより古い世代存在せず,オリジナル世代,original generation
トピックス:1986年リトアニアでのデジタル録音, 録音技師:M.Kozhukhova, プロデューサー:Igor Slepnev, 1989年ВТПО "Фирма Мелодия"(MELODIYA):A10 00513(同一レーベル)にて初リリース, これは1990年製造分(大差なく同じレーベル)が1989年製造のオリジナルジャケットに入るケースでほぼオリジナルに近い盤, 当社初入荷の希少タイトル, ソロは柔らかい音色で疾走する不思議な感覚の演奏, 全く新しいタイプのモーツァルト演奏, ロシア人ピアニストの演奏には驚かされることばかり, デジタル録音と侮ると本質を見落としてしまうので注意, MELODIYAでは録音方式や年代は意味がない, 第2ピアノのウラディミール・ヴィアルドの参加が見逃せない, 全部で何枚出ているのか不明だがかなり希少, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ウラディミール・クライネフは1944年生まれ。第4回チャイコフスキー・コンクールの覇者でロシアでは有名人。小柄ながら全身バネのような体で技巧と音色のコントロールに長けた凄腕ピアニスト。ネイガウス一派だが直接の師は息子のスタニスラフ・ネイガウスである。父ゲンリヒのスタイルを近代的に進化させた逸材。コンクール優勝時のチャイコフスキー:Pf協奏曲1番のライヴ録音はそれまでのPf協奏曲の概念を覆すほどにインパクトの強い演奏だった。クライネフの鋼のような打鍵はギレリスも真っ青。しかし録音はそれほど多くない。また新世代の技巧派の登場であれだけ騒がれたクライネフでさえ近年影に隠れてしまった様相である。そのクライネフが彼のスタイルからは想像がつかないモーツァルトの協奏曲を録音しているから興味を惹かれる。指揮はリトアニアのソンデツキス。クライネフのピアノに合わせるかのような辛口でシャープなオーケストラでスタート。ソロは驚きの柔らかい音である。表現も柔らかい。しかし1950年代までの西側ピアニストと異なるのは鋭いタッチである。滲みを抑えた固い音色を織り交ぜながらモーツァルトが持つ幻想的な気分もしっかり出している。なんとも多彩な技術を持ったピアニスト。硬質でクリスタルな演奏を創造したがまるで異なる豊かな情緒も備えた演奏。まるでゲンリヒの青年期を連想する!B面のソナタには彼の本領が発揮されている。ソンデツキスはニコラーエワ(Pf)と共演が多いがこの演奏は全く異なり彼のピアノに合わせたシャープな現代奏法。逆にクライネフのソロが柔らかく美しい。ソロはやや速足で音はおっとりしているが表情はキリリと締まった現代感覚。この対比が今までにない感覚。中でも2台/3台用の録音は非常に少ない。第2ピアノで参加のウラディミール・ヴィアルドは1949年生まれ、ネイガウスの弟子であるレフ・ナウモフに師事。1973年ヴァン・クライバーン・コンクールで優勝、後に渡米しノーステキサス大学音楽学部の教授となる。カミソリのような切れ味を持つピアニストであることがこれまで入荷した2種(ベートーヴェンとプロコフィエフ/ドビュッシー)から明らかになっている。佐藤氏がカミショフを含む凄腕と称した怪物級のピアニストの一人。怪物たちにモーツァルトの心温まる曲をやらせると「赤子の手をひねる」という言葉がよくわかる演奏になる。旧ソ連のグレン・グールドのような存在。ウラディミール・ヴィアルドも鬼才中の鬼才!

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