商品コード:1323-024n[MELODIYA] L.コーガン(vn)/ ハチャトゥリアン:Vn協奏曲

[ 1323-024n ] Khachaturyan, L. Kogan, USSR Radio Symphony Orchestra – Concerto For Violin And Orchestra


通常価格:¥ 8,800 税込

¥ 8,800 税込      

商品コード: 1323-024n

作品名:ハチャトゥリアン:Vn協奏曲 ニ短調/--1.Allegro Con Fermezzo-- | --2.Andante Sostenuto--3.Allegro Vivace
演奏者:L.コーガン(vn)A.ハチャトゥリアン指揮ソビエト放送o.
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 0548
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 底抜けなどあり・現状渡し
キズ情報:B面9時に5分程度極小~小で断続するスレあり,盤質7が存在できる時代ではない
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---赤/金ツヤ灯台CCCP小レーベル(初期プレ・メロディア),Долгоиграющая 33 об/mин,フラット重量(90度に切れたフラットではなくナイフエッジ状に近い),ГОСТ 5289-56,TУ-なし,Repertoire group:Вторая гр,Price Code:10-00,Год выпуска(発行年):なし,スタンパー/マトリクス:Д 0548 1-1/Д 0549 1-1 (手書き文字スタンパー・MELODIYA旧タイプ),露語表記・国内仕様,初期プレ・メロディア・レーベルの最初期分,1950年代のスタンパーによる1952年頃製造分,更に古いマトリクス存在せず(1-1/1-1は珍しい完全初回分),最古レーベル・最厚プレスである,ステレオ存在せず,RIAAカーヴではない,MELODIYA音源のMELODIYA制作プレス,モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプレレフスキー工場製作,オリジナル世代,original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---上開カラーペーパー両穴(モスクワ・アプレレフカ),油紙残存,表記されたジャケット番号:なし,Price Code:なし,背文字:なし,(P)なし,露語表記・国内仕様,ジャケット裏年号:Apt.なし Зак.80-Тираж-300000,製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок,これより古い世代存在せず,オリジナル世代,original generation
トピックス:【希少タイトル!】---1951年6月25日モスクワでのアラム・ハチャトゥリアン指揮による史上初のモノラル録音, 録音詳細不明, 1952年頃MELODIYA:Д 0548(初期プレ・メロディア・レーベルの)当レーベル世代にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の希少タイトル, オイルトラフの初回英国録音より約3年早い世界初録音, コーガンの2回目は1958年RCAへのモントゥー/ボストンso.(LM 2220/VICS 1153), 希少盤につき存在すら知られていない録音!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★ これを超える録音はありそうにない!

商品詳細:ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲はニ短調の1曲のみで1940年に作曲され、翌年のスターリン賞第2位を獲得したヴァイオリン協奏曲である。この作品はダヴィッド・オイストラフに献呈されている。オイストラフは、ヴァイオリン・パートに関して助言を行うとともに、ハチャトゥリアンとは別に自身でカデンツァも作っている。初演は1940年11月16日、モスクワのソヴィエト音楽祭にてダヴィッド・オイストラフのヴァイオリン独奏、アレクサンドル・ガウクの指揮で演奏され、大成功であった。オイストラフの初回録音はA.ハチャトゥリアン指揮フィルハーモニアo.で1954年11月ロンドンで英COLUMBIAへのモノラル録音であった。2回目はステレオで1965年・作曲者とモスクワ放送o.(メロディアCM 04375)。ここでコーガンの録音が出てきたので調べて見ると、1951年6月25日アラム・ハチャトゥリアン指揮モスクワ放送交響楽団での初回録音があり、2回目として1958年米RCAにモントゥー指揮ボストンso. との西側録音がある。MELODIYAでは1952年にリリースされていて辻褄が合う。つまりハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲はオイストラフに献呈され初演も行ったが、最初に録音したのはコーガンであり、その指揮もハチャトゥリアン本人が行った。しかもそれは西側録音ではなく、旧ソ連での初回録音である。オイストラフの旧ソ連でのMELODIYA録音は1965年とかなり時間が経過してからである。ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲はオイストラフで決まりという昔からの慣習みたいなものがあるが、それは録音に限ってみれば100%正しいのか怪しくなってくる。コーガンの初回録音を聴いてみればなかなか素晴らしい演奏であり、オイストラフといい勝負ではないだろうか? これが別の曲であれば大抵の曲はコーガンに軍配が上がることは事実である。ハチャトゥリアンの場合は曲の成立過程もあり一概には決めかねる。コーガンの上品できめの細かい弦の音はハチャトゥリアンの曲でも魅力的に映える。興味のある方は是非、コーガンのД 0548とオイストラフの33CX 1141を比べてみて欲しい。答えは聴く前から想像は付くが、言うのは立場上やめておく。コーガンのД 0548は過去に1度しか入荷がなく、比較試聴出来る余裕もなかった。改めて聴いてみると、コーガンというヴァイオリン奏者の芸格の高さを思い知らされることになる。

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