商品コード:1323-019[SARASTRO] T.パラスキヴェスコ(pf) O.ステイスカル指揮/ モーツァルト:Pf協奏曲13番, シューベルト: 弦楽五重奏のための序曲
商品コード: 1323-019
商品詳細:テオドール・パラスキヴェスコは1940年ルーマニア生まれのピアニスト。ブカレスト音楽院に入学し、シルヴィア・シュテルベスクに師事した。彼は5つの最優秀賞を受賞して卒業。1961年ジョルジュ・エネスク国際コンクール入賞。その後、フランス政府から奨学金を得て、パリでマグダ・タリアフェロ、イヴォンヌ・ルフェーブル、ナディア・ブーランジェに師事。特にドビュッシーの演奏で高い評価を得て'71年にはクロード・ドビュッシー賞を受賞。1995年にはパリ・ヨーロッパ音楽院のピアノ教授にも任命された。録音の大半をCALLIOPE、SARASTROに入れた。モーツァルト:Pf協奏曲は初めての録音と思われる。非常にゆっくりした個性的なソロでこれまで聴いた13番との違いに驚く。柔らかい音色で太くたくましい音を持っている。またオケに負けないパワーもあり、斬新で美しく、これまで聴いたことのないモーツァルトを楽しめる。オケのチェコスロバキア室内管弦楽団プラハは1957年オトカル・ステイスカルにより創設された団体でプラハ室内管弦楽団とは全く別の団体である。プラハ室内管弦楽団は、1951年にプラハ放送交響楽団のメンバーを団員として設立されたが、1965年にプラハ放送交響楽団の活動から独立する。指揮者を置かないオーケストラとして知られるが、稀に指揮者を置いての演奏も行う。チェコスロバキア室内管弦楽団プラハはSUPRAPHONへの録音は殆どなく、大半がCALLIOPEへの録音という異色の室内管弦楽団である。CALLIOPE:CAL 1600さえ当社でも過去に1度入荷しただけの希少盤である。見出す価値は人それぞれだが一度脳裏に焼き付いた印象は簡単には消えない。CALLIOPE等ではアラン・ブルフロワがこのオケを振ることが多いが、ここでは創設者のオトカル・ステイスカルが指揮をとる。本国チェコでの録音は殆どなく、大半がCALLIOPE、SARASTROなどのフランスレーベルである。SARASTROは45回転盤専門のマイナーレーベルで収録時間は短いがその分高音質である!シューベルト: 弦楽五重奏のための序曲は元々弦楽五重奏曲として作曲されたが、途中で放棄された作品の一つと思われる。残された1楽章が現在では弦楽五重奏曲または管弦楽曲として演奏されることがあるが多くはない。
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