商品コード:1323-011n[MELODIYA] A.リュビモフ(cemb) / バッハ:最愛の兄の旅立ちにあたって, ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて 他
商品コード: 1323-011n
商品詳細:アレクセイ・リュビモフは1944年モスクワ生まれ(佐藤氏の著書によると1941年)。モスクワ音楽院でゲンリフ・ネイガウスとレフ・ナウモフに師事。ゲンリフ・ネイガウス最後の弟子となった。16歳で全ロシア・ピアノ・コンクール優勝、その後本格的に活動を開始。シェーンベルクやシュトックハウゼン、ブーレーズ、リゲティなどの現代音楽作品のソ連初演を行なった。同時代の西側の音楽に関わったことはソ連当局から厳重な非難を招き、数年間、国外に出ることを妨害された。その間に古楽器への取り組みに専念する。'80年代はハープシコード、フォルテ・ピアノ演奏で先駆者となり古楽グループを結成。ロシアにおける革新者である。彼は超古典又は近代音楽だけに専念する凝った音楽家で、このモーツァルトも作曲年代に合わせチェンバロ、ハンマー・クラヴィア、ピアノと曲に合わせて使用する。MELODIYA最初のチェンバロでのバッハ・協奏曲にも参加。ロシアで最初に楽器に拘りを持った音楽家の一人である。但し楽器優先のピリオドスタイルとは全く異なる聴かせる演奏に拘る。楽器の長所と自身のスタイルをよく練り上げた美しい演奏。この人のLPには革新者としての顔と高い意識を持った音楽家の両方が車輪のようにバランスして聴く者を魅了する。リュビモフの出現により旧ソ連も西側並みの古楽演奏が行われるようになった。ロシアのレオンハルトといって過言ではない。これはステレオ録音でデジタルではない。
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