商品コード:1325-043[VÉGA] M.マギン(pf) / ショパン:12の練習曲

[ 1325-043 ] Miłosz Magin 24 Étude


通常価格:¥ 6,600 税込

¥ 6,600 税込      

商品コード: 1325-043

作品名:ショパン:練習曲集/12の練習曲Op.10 | 12の練習曲Op.25
演奏者:M.マギン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:VÉGA
レコード番号:28 008
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---アズキ/銀VÉGA, 2時にMade in France(ラウンド銀文字), 9時にStéréo utilisable rn Mono, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)1969, Price Code:Série Artistique, マトリクス/スタンパー:28 008 A C5 ◇/28 008 B C5 ◇ (ラウンド小文字スタンパー・VEGA/IPGタイプ), VEGA録音ステレオ製造を示す28***で始まりレコード番号を含まむ専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, PathéプレスではないIPG(仏DECCA)プレス, 1960年代のスタンパーによる1969年頃の製造分, 旧番号存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, VÉGA音源のVÉGA製作IPGプレス, カッティング担当:IPGの技師, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, 6時にVÉGA, 裏面10時に黒ベース□ VEGA, 表記されたジャケット番号:28.008, Price Code:Ⓣ, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:3-70, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:3-70(当ジャケットである・一致), (P)(C)なし, 製作:Disques Véga S.A.I.P., 印刷: Imprimerie A.C.E.M, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少盤】---1969年頃パリでのステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Denise Dallonneau, 1970年Disques Véga S.A.I.Pによりコピーライト登録・同年VÉGA:728 008(当装丁)にて初リリース, マギンは1968年~1977年頃までの一人・ソロでショパンのピアノ作品全集録音を行った, その中の1点で当番号は入荷2度目の希少盤, 初期の一部がVÉGA~出たが以降はフランスDECCA~リリースされた, 仏DECCAとIPGはグループレーベルで両方から同時期に同一番号でリリースされる場合が多い, 24の練習曲は仏DECCAでは出ていない, 演奏;★★★★+, 音質:★★★★★, 今後当分の間(年単位で)マギンの入荷予定はない

商品詳細:ミロシュ・マギン(1929-1999)はポーランド生まれの作曲家兼ピアニスト。ワルシャワ高等音楽学校で学び、 1955年第5回ショパン・コンクールで名誉賞、1957年ロン・ティボーコンクール6位、ヴィアナダモッタ・コンクール3位など、いくつかのトップ国際コンクールで賞を受賞している。1957-59年にロンドン、1960年からパリに定住。1963-73年にセルゲイ・ラフマニノフ音楽院でピアノのクラスを教え、1975-80年に国際音楽大学でピアノのマスタークラスを持った。1963年に事故で左手首を骨折するが、1968年からショパンの全作品を仏DECCAに録音した。これは現在、リファレンス録音とみなされている。演奏活動と平行して作曲、後進の指導など積極的に活動し、ジャン=マルク・ルイサダなどの若手を輩出した。マギンは1985年にパリでミウォシュ・マギン国際ピアノ・コンクールを設立した。若い国際的な才能の発見とポーランド音楽のプロモーションに専念し、このコンテストは2年ごとに開催され、人気が高まっている。1999年3月タヒチでのコンサートでツアー中に心臓発作で亡くなり、フランスのパリにあるペールラシェーズ墓地のショパンの墓の隣に埋葬された。50を超える作品を作曲し、ショパン以降の20世紀で最も偉大なポーランドの作曲家の一人とみなされている。仏DECCAにショパン・ピアノ作品集が録音されている。但し練習曲集は仏DECCAにはなく、VÉGA発売分だけと思われる。日本ではリリースされなかった為知られていないが、MUZAのショパン作品全集に次ぐポーランド人による全集録音になる。マギンはフランスでの影響も強いがポーランド・スタイルを堅持したタイプのピアニストである。そう言うとマウツジンスキを思い出すが、マウツジンスキよりスムースで歌心がある印象。マギンを師に持つ日本人ピアニストの江崎昌子も1995年の第6回ミロシ・マギン国際ピアノコンクールで1位に輝いた。マギン自身はマズルカを最も好んでいたようで、江崎昌子のライナーに「マギンが愛したマズルカ」という文が掲載されている。またフランスの新進ピアニスト、リュカ・ドゥバルグはマギン作品に魅了され、クレーメルとの共演でマギンだけのCDを出している。少しずつ作曲家としても評価が進んでいる。一人でショパンのピアノ作品全集録音を行ったピアニストは珍しくないが、マギンの演奏はその生い立ちがよく似ているショパン本人の影がチラつくイメージを持つ説得力も持つ。強い打鍵は多用せず巧みな表現力を駆使する手法こそ、ポーランドスタイルのショパン演奏ではないだろうか。名だたる有名ピアニストにも全く引けをとらず、曲への解釈の深さが説得力と安心感を生み出すのではないかと思われる。退屈な練習曲集が目に覚めるような芸術として蘇る!

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