商品コード:1325-029n[ETERNA] P.ベルグルンド指揮/ シベリウス:交響曲6番, トゥオネラの白鳥

[ 1325-029n ] Sibelius, Berliner Paavo Berglund ‎– Sinfonie Nr. 6 D-Moll / Der Schwan Von Tuonela



通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1325-029n

作品名:シベリウス:交響曲6番 ニ短調Op. 104/第1楽章 Allegro molto moderato--第2楽章Allegretto moderato - Poco con moto--第3楽章 Poco vivace-- | --第4楽章 Allegro molto - Doppio piu lento, 組曲「レンミンカイネン」 Op. 22 ~第2曲「 トゥオネラの白鳥」Op.22-2(Tuonelan joutsen)
演奏者:P.ベルグルンド指揮ベルリン放送so.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:825 776
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 下部に一部剥がれあり・補修済, 背文字消え部分あり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル・タイプ】---黒/銀, STEREO ○○ST33, グルーヴガード厚, Rights Society:AWA, (P)なし, スタンパー/マトリクス:825 776-1A/825 776-2B (ラウンド中文字スタンパー・ETERNA旧タイプ), ETERNA録音を示す8***で始まる専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code ):A1 W NX/B1 W NX, 再補助マトリクス:A1 H/B1 D , 再々補助マトリクス:あり(判読不能), STO---初期マトリクス:なし(存在せず), 1971年1月/1971年1月製造のスタンパーによる1974年頃製造分, 同一レーベルだが更に厚手盤あり(1971年分), V字ステレオレーベル存在せず, 黒/銀ツヤレーベル存在せず, ED存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明(1A/2Aあり?), 更に古いTime Code存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ETERNA音源のETERNA製作プレス, カッティング担当:イニシャルはW NX不明, 工場:VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, auguststr.45, オリジナル・タイプ, original type
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル・タイプ】---両面ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:825 776, Price Code:12.10 M, 背文字:あり(黒字・白背景), .ジャケ裏年号:Ag 511/01/74, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上最古の年号/存在が確認された年号:Ag 511/01/71(当ジャケツトではない), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDR, 印刷:VEB Gotha-Druck, ツヤペラより先の両面紙ペラジャケット(裏年号71)あり, これより古いジャケット存在する, オリジナル・タイプ, original type
トピックス:1970年頃東ベルリン・イェズス・クリストゥス教会スタジオ(Studio Christuskirche, Berlin)でのステレオ録音(記載なし), 録音詳細不明, 1971年VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDRによりコピーライト登録・同年825 776(当レーベル厚手盤・両面紙ペラジャケット・裏年号71のジャケット入り)にて初リリース→1974年頃同一番号・同一レーベル・両面ツヤペラ・裏年号74のジャケット入り(当盤)に変更される, 使用楽譜:VEB Breitkopf & Härtel, Leipzig, ベルグルンド唯一のETERNAへのシベリウス作品で他には827 199-200:スメタナ:交響詩「わが祖国」/ドヴォルザーク:スケルツォOp.66他があるのみ, またパーヴォ・ベルグルンド(1929- 2012)の最初のシベリウス交響曲録音となった, この後ボーンマスso.と最初の全曲録音をEMIに行う(1972-1977年英国ボーンマス近郊のSouthampton Guildhallでのステレオ録音), この6番は全集以前の単独録音であり演奏・音質ともに全集録音を超えるランクの録音, これは1971年/1971年のスタンパーによる1974年頃製造の盤が1974年初年度製造のジャケットに入る初期盤!(初出の半額とした), スーパー・オーディオファイルLP!1971年プレス分は1万円を超える高額盤, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+,

商品詳細:シベリウスのスペシャリスト、ベルグルンドがETERNAに入れた唯一のシベリウス。彼はこの後、1970年代に、HMVにボーンマスo.と全曲録音を果たした。その後、ザンデルリングが全曲録音を果たしたが、それ以前に、ガラグリー、ケーゲル等、個性ある指揮者が単発で録音していた。これも数少ない一つ。1970年頃の録音。音質もさることながら、これが本物なんだと納得出来る、説得力がある。オケが奥深い森を描き出すような立体感が何とも魅力的。パーヴォ・ベルグルンド(1929- 2012)はフィンランドの指揮者でエストニア出身の指揮者パーヴォ・ヤルヴィの名親である。1962年から1972年までフィンランド放送so.の首席指揮者に就任し、1965年にはボーンマス交響楽団とシベリウス生誕100周年記念演奏会を行う。1972年にボーンマス交響楽団首席指揮者に就任し、このオケと最初のシベリウス交響曲全集録音を行った。1975年にヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任している。ここで1980年代に2度目の全集録音を行った。又1981年にECユース管弦楽団(現EUユース管弦楽団)の出身者を中心としてクラウディオ・アバドにより自主運営団体として設立したヨーロッパ室内管弦楽団(本拠地はロンドン)で1990年代に3度目の全集録音を完成させ、シベリウス交響曲全集録音を3回行った唯一の指揮者として世界的な名声を得た。シベリウスだけはベルグルンドでなければ--という確固たる地位を築いた。この6番だけなぜか当時東ドイツのベルリン放送交響楽団とETERNAに録音した。ベルグルンド好きの御客様からETERNAに何枚録音があるのかと尋ねられたことがあるが、この一枚だけである。然も録音は1970年とこれがベルグルンドにとって最初のシベリウス交響曲の録音であった。東独とは縁の薄いベルグルンドにはただ一度だけの機会だったようだ。周りにはガラグリ、ザンデルリングとシベリウスを得意としETERNAに発言力を持つ指揮者達がひしめいていて、連続録音はならなかった。結局、ガラグリが1/2/7番の3曲をドレスデンpo./ゲヴァントハウスo.(1963/1969年録音)、またザンデルリングが1970-77年全曲録音を射止めた。ザンデルリングは東独政府からの要請を受けて亡命していたソ連から呼び戻したという経緯があるため仕方がない。すなわちこの6番はベルグルンドがスペシャリストとして歩み出した第一歩といえる録音なのである。更に彼のその後のどの録音よりも演奏・録音など全ての点に於いて最も優れた録音といって過言ではない貴重な録音である。音質はDECCAのSXLをも凌駕するレベルである。指揮棒を左手で持つことで有名だった。 2012年1月25日、病気のため死去。82歳没。これはETERNAステレオ録音の中でも特筆出来る超高音質録音!

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