商品コード:1325-022t[ETERNA] K.ベーム指揮/ モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(全曲)

[ 1325-022t ] Wolfgang Amadeus Mozart – Il Don Giovanni Karl Böhm The National Theatre Prague.



通常価格:¥ 16,500 税込

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商品コード: 1325-022t

作品名:モーツァルト:ドイツ語歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527(全曲)/--Ouvertüre--Akt I Nr. 1 — Nr. 2-- | -- Rezitativ, Nr. 3 — Nr. 6-- | --Rezitativ, Nr. 7 — Nr. 11-- | --Rezitativ, Nr. 12 — Nr. 13 (Finale I)-- | --Akt II Nr. 14 — Nr. 18-- | --Rezitativ, Nr. 19 — Nr 21 B-- | -- Rezitativ, Nr. 22 — Nr. 23, Rezitativ-- | -- Nr. 24 (Finale II)
演奏者:K.ベーム指揮プラハ国立歌劇場o./プラハ・チェコPo.cho. M.アローヨ, B.ニルソン(s)P.シュライアー(t)D.フィッシャー・ディースカウ(br) 他
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:825 908-11
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×4, 箱入り4枚組, 4 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---黒/銀, STEREO ○○ST33, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:825 908-1D/825 908-2A---以降省略 (ラウンド中文字スタンパー・ETERNA旧タイプ), ETERNA録音ステレオ製造を示す8***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:L8 W OX/K8 W OX---以降省略, 再補助マトリクス:A1 F/A1 C---以降省略, 再々補助マトリクス:あり(判読不能), 1968年11月/1968年10月---(1面のみ1969年)製造のスタンパーによる1969年製造分, 旧番号/V字ステレオ存在せず, ED存在する(1972年分から), 黒/銀ツヤレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, 更に古い補助マトリクス存在するか不明, 最古レーベル・最厚プレスである, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティングマスター担当者:イニシャルW OXは不明, DGG=ETERNA=Supraphon共同製作音源のETERNA制作プレス, ノーマル・カップリング, 工場: VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, auguststr.45 , 旧東ドイツでのオリジナル, original in Germany East
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---外周4面白クロス紙表ツヤ紙箱, 5時にETERNA, リブレット付き, 背文字:あり(黒色型押・白クロス紙背景), ジャケ裏年号:Ag 511/36/67, Price Code:記載なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:Ag 511/36/67(当ジャケットである・一致), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin.DDR, 印刷:Druckerei Markische Volksstimme. Potsdam, EDは存在しない, これより古いジャケット・年号存在せず, 旧東ドイツでのオリジナル, original in Germany East
トピックス:【希少なED前プレス!】---1967年2~3月プラハSupraphon Studiosでのステレオ録音, DGG=ETERNA=Supraphonとの共同製作, 録音はDGG側が行った, 録音技師:Günter Hermans, プロデューサー: Wolfgang Lohse, チェコでは1968年Supraphon a.s..によりコピーライト登録・同年SUPRAPHON: SUA ST 50981-4(赤/銀SCレーベル)にて初リリース, 旧東ドイツでは1969年ETERNA:825 908-11(当装丁)にて初リリース→1972年製造分からEDとなる, これは初年度リリース分オリジナル, ED前の完全な初年度分は非常に希少!市場にある大半のETERNAは1970年代EDプレスでED前は滅多にない希少プレス!, ドイツではDGG:104 948-51(チューリップMIGレーベル)にて初リリース, 3社の中でETERNAの音質が最も良いといわれている、3社を巻き込んだ歴史的共同製作録音である

商品詳細:1966年チェコ・プラハで録音された「ドン・ジョヴァンニ」。これは前代未聞のDGG=ETERNA=Supraphonとの共同製作録音であった。まず指揮者がカール・ベームでDGG側、フィッシャー・ディースカウもまたDGG側のキャストである。ペーター・シュライヤーはETERNA側として参加。ビルギット・ニルソン、マーティナ・アロ、マルッティ・タルヴェラ等当時所属不明の歌手が参加してプラハ国立歌劇場管弦楽団/プラハ・チェコ・フィルハーモニー合唱団 という、当時ではありえないほど多くの異なる場所から参加したオールスターゲームのような混合ぶりが凄まじいキャストとなっている。ビルギット・ニルソンに至ってはDECCAでは?等国籍不明の異色の共演となっている。オペラ録音の歴史の中でもここまで寄せ集め的なキャストはないのでは?DGGからも発売されたお蔭でセールス的には大ヒットとなり、中古市場にはDGGプレスが多く散見される。特に再版に至っては非常に多い。多くの方が「ドン・ジョヴァンニ」をこの録音で聴いたことになる。なぜチェコ・プラハで録音されかというと、初演は1787年10月、モーツァルト自身の指揮で作曲が依頼されたプラハの「エステート劇場(Stavovské divadlo)」で行われているからだろう。プラハ初演~180年後の1967年ベームにより同じプラハでの再演というストーリーだったと思われる。3社の共同製作となったのは恐らく指揮者ベームの意向ではないかと思われる。ドン・ジョヴァンニ役には当時41歳のディートッリヒ・フィッシャー=ディスカウ、ドン・オッターヴィオはペーター・シュライヤーがどうしても外せなかったと思われる。シュライヤーが参加したお蔭で面倒な3社の共同製作となってしまった。しかし逆を見れば、ETERNAからもLPが発売され、我々はその恩恵を享受出来るわけである。シュライヤー一人では録音権までは入手出来なかったが他社音源でもETERNAは特別音質が良いことは衆知の事実。大量に発売されたDGGプレスとは対照的に少ないプレスのETERNA盤は同一音源ながら市場価値は大きく異なっている。ETERNA盤は1969年にED前レーベルで初リリースされ、1972年からEDで再版となったがそのEDでも非常に音質はよい。ED前の1969年分なら3社の中でトップの音質を誇るのは間違いない。単なるベームの「ドン・ジョヴァンニ」という前に録音の背景に一度想いをめぐらせて見れば、見えなかった裏側が見えて来る。

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