商品コード:1325-017p[PHILIPS] H.ヘンケマンス(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲6, 14番
商品コード: 1325-017p
商品詳細:ヘンケマンスが1956年、モーツァルト・ジュビリーの為に録音した4枚の協奏曲の1枚。指揮は監修者のパウムガルトナーなので、4枚中でも一番の出来ではないかと思われる。特に、若書きの6番K.238はモーツァルト20歳の時の作品、かなり難しい演奏技法を要求する部分があることから、おそらくは宮廷や同地のサロンでの伝統的な謝肉祭や四旬節の演奏会の際に、当時20歳のモーツァルトの輝かしい鍵盤の手腕を見せるための目的で作曲されたと考えられている。同じく熟達したピアニストだった姉のナンネルも、弟の協奏曲をザルツブルクの社交的な場所において演奏している。14番K.449はモーツァルト28歳の頃に弟子のひとりであったバルバラ・フォン・プロイヤー嬢のために作曲された。14~19番の6曲が2年あまりの間に纏まって作曲された。 本作が間違いなく全てモーツァルトによって演奏されていることがわかっている。また、この14番から作品を完成すると自分で記録を書き残すようになった。 その自作目録第1番の作品として知られている。青年モーツァルトを存分ン感じられる2曲である。指揮者パウムガルトナーは数あるPf協奏曲を曲ごとに特徴をとらえ最適なオケを提供する。若書きと晩年作品は同じではない。4枚どれも同じではないが総じてモーツァルト・ジュビリーを飾るに相応しい奥深い印象と後味を残す秀演群である。どれも永遠のアイテム。ハンス・ヘンケマンス(1913 - 1995)はオランダ・デン・ハーグ出身。1931年からユトレヒト大学で精神医学を学ぶ一方、1933年から1938年までウィレム・ペイペルに音楽を師事した。第二次世界大戦終結後、医師を辞め、1945年12月にアムステルダムのコンセルトヘボウでピアニストとしてデビューした。それから20年近くの間に59回のコンセルトヘボウでのソロコンサートをはじめとして国内外で活動し、ラジオ放送でモーツァルトのピアノ協奏曲全23曲を演奏した。またクロード・ドビュッシーのピアノ曲すべての録音も行った。その他にベートーヴェンとモーリス・ラヴェルもレパートリーとしていた。1969年にピアニストを引退し、精神医学に専念して芸術家の創造のプロセスを研究したが、作曲は継続した。、ラジオ放送でモーツァルトのピアノ協奏曲全23曲を演奏した。またクロード・ドビュッシーのピアノ曲すべての録音も行った。
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