商品コード:1325-008[BAM] J.P.ランパル(fl) R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) 他/ バッハ:Flソナタ, ヴィヴァルディ:協奏曲, Flソナタ

[ 1325-008 ] J. S. Bach / A. Vivaldi - Jean-Pierre Rampal, Robert Veyron-Lacroix – Suite En Ut Mineur / Concerto À Cinq En Sol Mineur / Suite En Ré Mineur


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商品コード: 1325-008

作品名:バッハ(ラクロワ編):Flソナタ ハ短調 (Lute組曲B.997の編曲) | ヴィヴァルディ(ラクロワ編):協奏曲 ト短調, Flソナタ ニ短調
演奏者:J.P.ランパル(fl)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)P.ピエルロ(ob)P.オンニュ(fg)R.ジャンドル(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:BAM
レコード番号:LD 086
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの再版/12"の最初】---白/赤2重内溝, 外周3cmに盛上り(カマボコ)あり, 9時にDisque Microsillon, 3時に33 1/3 Tours minute, 6時にMade in France(ラウンド赤文字), 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:BAM LD 086 A LPL2258 D1/BAM LD 086 B LPL2259 D1(ストレート小文字スタンパー・BAM/仏PHILIPSタイプ), BAM録音・製造を示すBAM LD***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A2/A1, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1960年代のスタンパーによる1964年頃の製造分, 旧番号存在する(10"), これより古いレーベル存在する, 旧番号に白/緑黒内溝レーベル・フラット盤が存在する(10"), 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(旧番号の10"はそうではない), BAM音源のBAM制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips., フランスでの再版/12"の最初, re issue
ジャケット:【フランスでの再版/12"の最初】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:LD 0860, Price Code:Ⓐ, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧番号の10"あり), 製作:Boite a musique, La boite a musique, 印刷:Imprimerie Chaumès et Cie.- Paris, 旧番号の10"が存在する, これより古いジャケット存在する, フランスでの再版/12"の最初, re issue
トピックス:1946年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1951年頃Boite a musique, La boite a musiqueによりコピーライト登録・同年BAM:LD 01(10"・白/緑黒内溝レーベル・フラット盤・旧デザインツヤジャケット)入りにて初リリース, 1964年頃同一内容のまま12"化されLD 086(当装丁)にて再リリースされた, オリジナルの10"はBAMの第1号LPにつき盤質7は滅多にない, 再版だが十分に音質は良い(RIAAカーヴで聴きやすい), 演奏者はパリ・バロックEms.のメンバー, 全てチェンバロ奏者のヴェイロン・ラクロワによる編曲, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+ 追記:ランパルのデビュー録音は同じ年の4月26日に入れたパスキエ・トリオとのFl四重奏曲でBAM:LD 03で発売された。当録音はそのすぐ後の録音であったと思われる, デビュー録音ではないが最初期録音で間違いない(LP発売では第1号となった)

商品詳細:おそらくランパルの初LPではないかと思われる。BAM社はSP期からある会社で、そこのLP第1号のようである。録音は1946年頃と思われる。ランパルの初録音とされるパスキエ・トリオとのモーツァルト:フルート四重奏曲全集が1946年4月26日と判明していて、LP 03(LP発売・第3号)で発売されたことから、当録音は1946年4月26日~さほど経過していない1946年の録音と推測できる。でな無ければLP発売・第1号として発売できないからである。従ってランパルのデビュー録音ではないが、かなりそれに近い録音といえる。A面がバッハ、曲はFlソナタではなく、全てチェンバロ奏者のヴェイロン・ラクロワによるFl用への編曲。したがってデュクレテ・トムソンの最初のFlソナタ全集にも収録されていない別の曲である。B面にヴィヴァルディの協奏曲とFlソナタの2曲(ヴェイロン・ラクロワによる編曲)。こちらの原曲は不明。3曲目のソナタもなかなかの味がある。音が強くフルートの音の揺らぎが味わい深い。ランパルがまだ黄金で出来たフルートを使い始めた時期は1948年らしいのでまだ伝説の「黄金のフルート」以前の楽器でも録音となる。ややかすれが掛かった音はなかなか素晴らしい。ラテン色で知られるランパルだが、このLPで聴くランパルの音はさほど能天気な明るさは感じられず、音楽を愉しむための純粋な演奏であることが感じられる。A面のバッハはリュート組曲B.997が原曲である事を実際に比較して調べた。ギターで演奏されることの多い曲である。フルートでの演奏では全く別の曲のような印象である。原曲を知らずに聴いたら、すぐにリュート組曲が思い浮かぶ方は多くないだろう。初出は1952年頃10"のLD 01で発売されたBAMのLP第1号と思われる。10"の内容が1964年頃そのまま12"化されLPが当盤である。溝が広くなったため、音質低下は最小限に抑えられ、再版といえども非常に音が良い。同時にRIAAカーヴ化されたので聴きやすくなっている。若き日のランパルの情熱がよみがえる優秀な12"再版である。

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