商品コード:1325-005[DF] Y.ナット(pf) / ショパン:Pfソナタ2番「葬送」, 幻想曲, 舟歌

[ 1325-005 ] Yves Nat, Chopin


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商品コード: 1325-005

作品名:ショパン:Pfソナタ2番Op.35「葬送」 | 幻想曲 へ短調Op.49, 舟歌 ヘ長調Op.60
演奏者:Y.ナット(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 84
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 専用の保護用プラスチックケース入り
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤輪青地図内溝, フラット重量, 12時にMade in Frnace, 表記されたレコード番号:DF 84, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:DF 84 1C1 /DF 84 2C1(手書き文字スタンパー・不明タイプ), Les Discophiles Français録音・製造を示すDF***で始まりレコード番号を含む手書き専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M3 148672/M3 148673, 再補助マトリクス:ストレート・パテキュラー(Patéculaire)・PART 19517/PART 19518, ストレートタイプ3種並存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, 旧番号存在せず(12"は再版で存在する), これより古いレーベル存在せず, 赤輪青地図内溝レーベル・フラット盤の最初期分, 最古レーベル・最厚プレスである, DFのプレスの順番は完全には確定が困難だが内溝レーベルPathéプレスが途中までは初回である, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Les Discophiles Français音源のLes Discophiles Français制作・Pathéプレス, レーベルの青輪の色が更に濃い色存在せず, 番号はDFの付かない数字タイプが存在するか不明, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面灰青系クロス紙(朱色文字・サークルあり), 表記されたジャケット番号:DF 84, Price Code:なし, ジャケ背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Les Discophiles Français - Henri Screpel, 印刷:不明・フランス製, 青系細目両面クロス紙存在しないと思われる, 別色のクロス紙ジャケットは存在する可能性あるが前後は不明, 数字だけのジャケットは存在しないと思われる, これより古いジャケットが存在するか不明(シングルジャケットの入荷はない), オリジナル, original
トピックス:1953年3月6日パリ・Paris, Salle Adyarでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年頃Les Discophiles Français - Henri Screpelによりコピーライト登録・同年Les Discophiles Français:DF 84(10"・当装丁)にて初リリース, これが初年度リリース分のオリジナルでプレスは多くない, 市場にある大半は1958年前後製造のPathéではないプレスが同じ頃製造のジャケットに入るケース, 10"では同年又は少し後に廉価タイプ・EX 25071でもリリースされた, 1960年代DF 730041(同一内容)で12"化され再版された, ショパンは他にワルツ第14番が1930年SP録音あり(ERATO:LDE 3187), DFのナットのショパンはこれで全てと思われる, DF 84→EX 25071→DF 730041→VSM:2C 061-12005(全て同一内容), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:イヴ・ナット(1929-1956)はベートーヴェンだけでなく、ショパン、シューマン等も得意としている。彼には独特の華があり、それこそがフランスの香りというものだと思う。ピアノそのものに悲愴感がなく、文化の気高さのようなものを感じてしまう。音楽に希望と夢がある。その表現力は実に多彩で、曲の内面に食い込み、作品の情感までも引き出そうとする一方、常に根底には希望の光が見える。ピアニズムは実に明快で、滲みの少ない鋭利なタッチが曲を建築物のように構築する。ナットは1930年から1956年までにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲とシューマンの主要ピアノ作品を録音している。何方も決定的な名演であることは言うまでもない。コルトーのショパンと同じような絶対的な安心感がある。コルトー(1877-1962)とパリ音楽院で同門であり、コルトーより13歳年下だったが6年早く亡くなった。もはやコルトーと同格のフレンチピアニズムの権化といって差し支えないと思われる。そんなナットにも僅かながらショパンの録音がある。ただ1枚分だけの録音となった。但しワルツ14番の1曲が1930年SP録音されていた。完全にショパンを無視していたわけではないだろう。コルトーがショパン弾きとして名を馳せていたこともあるだろう。ナットのショパンはコルトーとは大きく異なる。コルトーほどにロマンチシズムはない。何方かといえばベートーヴェンのようなアプローチが感じられる。1953年という時期でこのような、ある意味情感を抑制したショパンは珍しいだろう。ナットはショパンの音楽が本質的に自分に合っていないことに気が付いていたのかもしれない。正直あっさりとしている。テンポも早い。タップリしたショパンを味わうにはコルトーが合っているのは間違いない。イヴ・ナットのファンの為の録音だろう。

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